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TREATMENT皮膚再生医療

ヒアルロン酸に替わる皮膚再生医療とは?

皮膚再生注射はヒアルロン酸に替わる治療法で、皮下組織増加血漿(皮膚再生医療)を利用したPRP(多血小板療法)を超えた最新の再生医療です。皮膚再生医療は患者さまの血液から血漿を取り出して、FGFなどを加えて加工して使用します。皮膚再生医療はPRPと違い半年後に注射部位が急にふくらんだり、硬くなったりすることがなく、皮膚直下の皮下組織にも注射ができます。一方、PRPは皮下組織深部にしか注射できません

皮膚再生医療部位と注射量の概略

皮膚再生注射と言われても解らない方が多いと思います。皮膚のしわを取る注射器に入った医薬品をフィラー(filler)と呼びます。フィラーにはヒアルロン酸、コラーゲン、ポリアクリルアミド、ポリアキルアミド、PRPなどがあります。ヒアルロン酸、コラーゲン、ポリアクリルアミド、ポリアキルアミドは注射する部位により皮膚壊死が起きることがあります。また、PRPは皮膚壊死を起こしませんが、注射した部位が固くなることがありますので皮膚表面には注射できません。
またPRPでは注射後の再膨張があり、形成される組織量をコントロールすることができません。ヒアルロン酸は有名で、今更に説明が要らないと思いますが、注射したヒアルロン酸は1~6か月で消失してしまいます。注射したヒアルロン酸が消失しない場合は組織化されるか、異物として残ってしまいます。

ここでは皮膚再生注射をどのように使用して、どのような効果が出るか図で説明します。 図1Aは皮膚再生注射を行う部位を示しています。ほうれい線、額や眼の下のしわ、ゴルゴライン、水疱瘡のあとのへこみ、ニキビの後のへこみ、ケガの後のへこみの修正に使用します。図1Bに示したように皮下組織の真皮近くに注射できます。皮膚の壊死を避けるためにPRP、コラーゲン、ポリアクリルアミド、ポリアキルアミドを使用する場合では皮膚の深いところだけにしか注射できません。これが皮膚再生注射と大きく異なります。図1Cで示すように注射された皮膚再生注射溶液は1~2週間以内に新しい組織として定着します。

皮膚再生医療の種類とその他の再生医療

膣再生注射、毛根再生注射、脂肪再生豊胸注射に使うものはさらに修飾を加えてありますが、詳細についてはここでは非公開とさせていただきます。

皮膚再生溶液を注射した後のいろいろな疑問

皮膚再生溶液を注射したところはやや腫れて、やや熱感があり、押さえると痛い感じがします。
これは皮膚再生溶液を注射した部位に組織新生が生じたためで皮膚再生医療後の通常の反応です。また、注射された皮膚再生溶液は1週間ぐらいから1か月ぐらいで注射した量の約3割から7割が残ります。心配なら内服や注射で皮膚再生医療の効果を減少させ、腫れを引かせることができます。

効果

1~2回の注入が必要です。効果は2~3年以上あると思われます。2回目注入で1回目の注入時の補正を行います。現在3年経過しても効果が持続している方ばかりです。注入したあと、皮下組織と一体になり、数年から10年くらいでもある程度は存続すると考えられます。

術後の注意ついて詳しくはこちら

注射の可能な部位

眼球など除いてからだのほとんどの部位に注入できます。例えば女性性器、鼻、歯茎に注入できます。

皮膚の老化に皮膚再生医療が効く

老化すると皮膚、皮膚皮下組織がうすくなり、この皮膚の薄くなる現象は頭皮をも含めて起きるので頭皮から離れれば離れるほど皮膚がたるみます。また皮下のコラーゲン組織が薄くなりますからビタミンCによる抗酸化作用が減弱します。皮膚再生溶液の注射は皮下組織を厚くして、弛み、シミ、肌触りを改善します。



皮膚・皮下組織再生溶液の調整


20ml採血し、血漿を分離する。国産の線維芽細胞成長因子および国産の脂肪乳剤をこの血漿に加えて皮膚・皮下組織再生溶液を調整します。



施術


笑気ガス吸入または麻酔クリーム塗布にて、鎮静または鎮痛をはかったうえでお客様の乳房皮下組織または乳腺後脂肪組織に34ゲージ注射針で皮膚・皮下組織再生溶液を注入します。



リスク


1回の治療でご希望がかなえられない場合があります。皮膚・皮下組織再生注射後に注射部位に色素沈着が出現することがあります。



施術を受けられない方


卵アレルギーのある方ではアナフラキシーショックで死亡する可能性がありますので施術を受けられません。食事制限で体重を減らしている方、明らかな心疾患、抗血小板剤、抗凝固剤を服用中の方、免疫抑制剤を服用中の方、腎疾患、肝疾患にかかっている方、血中アルブミンが低下している方、高度の高脂血症(中性脂肪が500mg/dl)、癌に罹患している方、高度な貧血の方、膠原病、感染症に罹患している方も皮膚・皮下組織再生注射が受けられません。他に受けられない可能性の疾病がありますので、事前に医師にご相談ください。



副作用


皮膚・皮下組織再生注射の副作用は、皮膚の色素沈着5%前後の頻度で出現し、日焼けしている方にみられます。皮膚の色素沈着に対してはトラネキサム酸を処方します。注射部位の腫れには内服で改善します。色素沈着はまたQYAGレーザーの照射でも改善できます。。



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