乳腺を発達させる方法とは?バストアップとの関係性や発達しない原因を解説
「乳腺が発達するとバストアップする?」
「乳腺を発達させるためにマッサージは有効?」
と疑問をお持ちの方はいませんか。
マッサージやサプリなどで乳腺を発達させると、バストアップができると言われることがあります。
しかし、マッサージやサプリによる乳腺の発達は期待できません。
今回の記事では、乳腺の発達とバストアップの関係性をはじめ、乳腺が発達する時期、乳腺を発達させる方法の真相、確実にバストアップする方法について解説します。
乳腺の発達とバストアップの関係性
まずは乳腺とバストアップの関係性について確認していきましょう。
乳腺とは
乳腺とは、乳房の中で乳汁を分泌する組織のことです。
乳腺は、主に「小葉」と「乳管」から構成されています。
小葉 | 主に乳汁を作る組織 |
---|---|
乳管 | 乳汁を乳頭まで運ぶ管 |
小葉と乳管はブドウの房のように連なっており、それは「腺葉(せんよう)」と呼ばれています。
腺葉は乳頭を頂点として、バスト内で扇状に分布しているのが特徴です。
乳腺を発達させると胸は大きくなる?
結論を述べると、乳腺が発達すると胸は大きくなります。
乳腺が発達すると、脂肪によって乳腺を保護しようとする働きが生じるためです。
バストはほとんど脂肪で構成されており、脂肪の量が増えることでバストアップする可能性があります。
バストと脂肪の関係性については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:胸に脂肪がつく理由とは?バストを確実に大きくする方法を解説!
乳腺が発達するのはいつまで?年代別に発達過程を紹介
それでは、乳腺が発達するのはいつまでなのでしょうか?
乳腺の発達スピードには個人差がありますが、基本的に乳腺が発達するのは「20歳前後」までと言われています。
以下の表で、年代ごとに乳腺の発達過程をまとめました。
年代 | 発達過程 |
---|---|
20代 | 乳腺の発達は20歳前後で落ち着く。 20歳以降も乳腺が発達する可能性がある。 |
30代 | 30代後半で乳腺の退縮が始まる。 |
40代〜50代 | 40歳代も乳腺は豊富に存在する。 50歳以降は乳腺がどんどん退縮する。 |
20代
乳腺は、生理周期を迎える13歳前後でバストが大きく成長します。
生理が始まると女性ホルモンの「エストロゲン」が分泌されるようになり、乳腺が刺激されるためです。
乳腺の発達が落ち着くのは20歳前後と言われています。
ただ、乳腺の発達には個人差があるため、20歳以降も発達し続けるケースも少なくありません。
20代のバストアップに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:20代で胸を大きくする方法はある?乳腺が発達するメカニズムなどを解説
30代
30代後半に入ると乳腺の発達がピークを迎え、その後退縮期が始まります。
退縮期とは、乳腺が母乳を作る役割を終え、乳腺組織が脂肪組織化していく時期のことです。
最終的にバスト内には乳腺が少数存在する状態となります。
特に授乳を経験した人に関しては、30代後半で「ハリがなくなった」「ボリュームダウンした」と感じる人が少なくありません。
30代からのバストアップについては、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
関連記事:30代からの育乳は可能?確実に胸が大きくなる方法やよくある質問を紹介
40代〜50代
30代後半から退縮期はスタートしますが、40代までは乳腺が豊富に存在すると言われています。
50歳前後で更年期に突入すると、乳腺がどんどん退縮していきます。
卵巣機能が低下する関係で女性ホルモンが減少し、乳腺が退縮していくためです。
50代で「バストが萎んでしまった」「バストのボリュームダウンが目立つようになった」と感じる人も多いですが、これは乳腺が退縮していることが関係しています。
それでは、乳腺を発達させることはできるのでしょうか?以下で、乳腺を発達させる方法とその効果について確認していきましょう。
乳腺を発達させる方法
ここでは、乳腺を発達させるのに効果的と言われている方法について、その効果とあわせて紹介します。
マッサージ
バストをマッサージすることで、乳腺が活性化されると言われることがあります。
しかし、マッサージによるバストアップ効果には医学的な根拠がありません。
強い力でマッサージすると、バストを支えるクーパー靭帯が傷ついてしまう危険性があります。
マッサージとバストアップについては、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:胸を大きくするにはリンパマッサージが効果的?押すと痛いのは危ないの?
サプリ
エストロゲン含有のサプリをとることで、乳腺を発達させることが可能と謳われることがあります。
女性ホルモンが増加することで、一時的に胸が大きくなる可能性はありますが、がんになる可能性があるため注意が必要です。
実際に厚生労働省もエストロゲン製剤に関する注意喚起を行っています。
また、日本医師会もプエラリア・ミリフィカ(女性ホルモンと似た働きをする成分を含む原材料)を使った製品に注意するよう呼びかけています。
豊胸術
バストを確実に大きくしたい方は「豊胸術」を検討しましょう。
バストアップを目的とした施術であり、乳腺の発達が落ち着いた後でも胸のサイズを大きくすることが可能です。
豊胸術には「脂肪注入豊胸」や「ヒアルロン酸豊胸」、「シリコンバッグ豊胸」など、さまざまな種類があります。
施術内容やメリット、デメリット、コストなどは、それぞれの豊胸術によって大きく異なるため、自分にあった豊胸術を選定することが重要です。
豊胸手術の種類ごとのメリット・デメリットについては、以下の記事で解説しています。
関連記事:主な豊胸手術4種類の特徴・メリット・デメリット・費用まとめ!
おすすめの豊胸術「脂肪再生豊胸」
脂肪再生豊胸とは、脂肪再生豊胸溶液をバストに注入して、脂肪細胞を増殖させる豊胸術のことです。
クリニックビューティー恵比寿・銀座が特許を取得した「バストグロウ」という技術を用いています。
自分の脂肪を育てる豊胸術であるため、過度なダイエットなどを行わない限り、バストが小さくなることはありません。
効果が半永久的に続くだけでなく、安全性の高さでも評価されています。
これまで約5,000件の施術を手がけてきた中で、感染症が報告されたケースはありません。
乳腺の発達に関するよくある質問
ここでは、乳腺の発達に関するよくある質問を紹介します。
乳腺が発達しない原因とは?
乳腺の発達には個人差があり、中には乳腺が十分に発達しないケースも見受けられます。
原因としては、成長期にエストロゲンの分泌量が不足していたり、エストロゲンが減少したりなどが挙げられるでしょう。
他にも、生活習慣の乱れやストレス、過度なダイエットなどにより、女性ホルモンの分泌が乱れてしまうと、乳腺の発達に影響がおよぶ可能性があります。
男性の乳腺が発達することはある?
女性と比較すると少ないですが、男性のバストにも乳腺は存在し、男性であっても乳腺が発達するケースがあります。
例えば「女性化乳房症」などの症状によるものです。
女性化乳房症(じょせいかにゅうぼう)とは、男性の乳腺組織が肥大する症状を指します。
ただし、個人によって原因や症状の現れ方は異なるため、自分で判断せずに医療機関を受診してください。
まとめ
今回の記事では、乳腺の発達とバストアップの関係性、年代別の乳腺の発達過程、乳腺を発達させる方法について解説しました。
乳腺が発達すると脂肪によって保護しようとする働きが生じるため、胸が大きくなることがあります。
しかし、マッサージやサプリによって自力で乳腺を発達させることはできません。
バストアップを目指したい方は、豊胸術を検討しましょう。
クリニックビューティー恵比寿・銀座が実施している「脂肪再生豊胸」はメスを一切使用しない安全な豊胸術です。
自然な見た目・触り心地のバストを目指せるため、興味のある方は、ぜひお問い合わせください。