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豊胸のシリコンバッグの種類は?シリコンバッグ豊胸の注意点も解説!

2026.02.27

  • 豊胸

 

シリコンバッグ豊胸は、理想のサイズを確実に実現しやすい施術として広く普及しています。

 

しかし、選ぶシリコンバッグによって見た目の自然さや豊胸術後の合併症のリスク、さらに数十年後の状態に差が生じることは、意外と知られていません。

 

本記事では、主要メーカーの特徴や形状の違いを詳しく解説するとともに、シリコンバッグ特有の注意点を整理します。

 

シリコンバッグ豊胸を検討している方はもちろん、豊胸術が気になる方はぜひ参考にしてください。

 

シリコンバッグの構造

シリコンバッグは、シリコン製の外膜であるシェルの内部に、シリコンゲルを充填した二重構造となっています。

 

現在の主流は、万が一シェルが破損しても中身が漏れ出しにくいコヒーシブシリコンです。

 

ゲル自体に高い粘性と弾力があり、形状を維持する力が強い点が特徴です。

 

最新の製品では、ゲルのにじみ出しを抑えるバリア層を強化した多層構造シェルが採用されており、以前の製品に比べて安全性が向上しています。

 

シリコンバッグの分類

シリコンバッグは、仕上がりを左右する形状と、組織への馴染み方を決める表面加工で分類されています。

 

シリコンバッグの形状

バストラインを形づくるシリコンバッグには、主に2つの形状があります。

 

ラウンド

 

ラウンドは半球状の形で、バストの上部にボリュームを出しやすい点が特徴です。

デコルテをふっくらとさせたい方に適しており、横になった際も自然に広がる柔軟性を持つタイプが人気です。

 

製造工程が確立されているためサイズ展開が豊富で、アンダーバストの幅に合わせて細かく選択できるというメリットもあります。

 

アナトミカル

 

アナトミカルは涙のしずく型をしており、バスト下部に重心を置いた自然なラインが特徴です。

 

これは、立っている際に美しい比率を維持するよう設計されています。

 

シリコンバッグ内でゲルが偏らないよう、ラウンド型に比べてやや硬めの質感が選ばれることが多いです。

 

このため、痩せ型の方でも不自然な盛り上がりを抑えたナチュラルな仕上がりが期待できます。

 

シリコンバッグの表面加工

表面加工とは、シリコンバッグが動いたり周りの組織が固くなったりするのを防ぐために表面に施す加工のことです。

 

シリコンバッグの表面加工の方法は、大きく2つに分けられます。

 

スムース

スムースとは、表面が滑らかな加工のことです。

 

このため、周辺の組織と癒着しにくく、シリコンバッグが体内で自由に動き、自然な揺れを再現しやすい点がメリットです。

 

以前はカプセル拘縮を予防するためのマッサージが必要でしたが、近年はナノテクスチャーなどの微細な表面加工も登場しています。

 

これにより、マッサージをしなくても自然な柔らかさを維持することができます。

 

なお、医師にマッサージをするように指示された場合は、行うようにしましょう。

 

また、皮膚の薄い方でも異物感を感じにくく、現代の主流な選択肢の一つとなっています。

 

テクスチャード

テクスチャードとは、表面にザラつきを施した加工です。

 

周囲の組織が凹凸に入り込むことで、シリコンバッグのズレや回転を防ぎます。

 

特に形状維持が重要な、アナトミカル型に多く用いられてきました。

 

以前はカプセル拘縮を抑える主流の加工方法でしたが、一部の粗いタイプで稀な合併症のリスクが指摘されました。

 

このため、現在は、製品ごとの表面設計や適応を踏まえて選択されます。

 

シリコンバッグの代表的製品・メーカー

ここでは、世界的にシェアが高く、国内の美容クリニックでも広く採用されているシリコンバッグのメーカー・製品をご紹介します。

 

メンター

米国メンター社は、FDAの承認を受けた世界的に有名なシリコンバッグのメーカーです。

 

この会社は、膨大な症例データに裏付けられた高い安全性が特徴です。

 

代表的なシリーズは指で押した後の戻りが自然で、耐久性と感触の良さを両立しています。

 

また、歴史が長く品質が安定しているため、信頼性を重視する方に人気が高いメーカーです。

 

セレフォーム

セレフォームはフランスのセビン社が製造するシリコンバッグで、欧州を中心に高い評価を得ています。

 

このシリコンバッグは、柔らかく伸びが良い点が特徴です。

 

シェルの層を厚くしつつも柔軟性を保つ技術により、ゲルがバッグからにじみ出さないように作られています。

 

また、日本人の体型にも馴染みやすく、触り心地のナチュラルさを重視される方に適した製品です。

 

メスモ

メスモは、ドイツのポリテック社が展開するシリーズで、微細な表面加工を特徴としています。

 

このシリコンバッグは、スムース型とテクスチャード型の長所を併せ持ち、組織との親和性が高い設計です。

 

また、術後の炎症を抑えつつバッグの移動を適度に制限するため、安定した形状維持が期待できます。

 

厳格な品質管理で知られているドイツのメーカーであるため、安全性を重視する方にも選ばれている製品です。

 

シリコンバッグ豊胸は麻酔が必要?

シリコンバッグ豊胸は、大胸筋下や乳腺下を剥離してシリコンバッグを挿入する本格的な豊胸術であるため、麻酔が必要です。

 

一般的には、意識を完全に消失させる全身麻酔、または深い鎮静状態をもたらす静脈麻酔が選択されます。

 

これにより、手術中の痛みを感じることはほとんどありません。

 

術後は数時間のリカバリー時間が必要となり、麻酔の影響によるふらつきが生じることがあるため、当日は余裕のあるスケジュールを組むようにしましょう。

 

シリコンバッグ豊胸での違和感を減らすためには?

シリコンバッグ豊胸後の異物感を最小限に抑えるためには、以下の点が重要です。

 

シリコンバッグの種類を適切に選ぶ

違和感の主な原因は、シリコンバッグの硬さや重さです。

 

ご自身の乳腺の厚みや脂肪量に対して大きすぎるシリコンバッグは選ばず、最新のコヒーシブゲルなど本物の脂肪に近い柔軟性を持つ製品を選択することが重要です。

 

なお、素材の進化により、胸の中で異物が動いているような感覚は以前に比べて軽減されています。

 

ハイブリッド豊胸を検討する

この他にも、シリコンバッグの周囲に自身の脂肪を注入するハイブリッド豊胸という手法があります。

 

シリコンバッグの輪郭が浮き出るのを防ぐために周囲を自身の脂肪組織でカバーすることで、見た目の段差を解消し、触れた際の感触もよりナチュラルに近づけることができます。

 

さらに、シリコンバッグによるサイズアップと、脂肪注入による自然な質感を両立できる選択肢です。

 

術後のケアを適切に行う

豊胸術後の組織の回復を早めるためには、適切な圧迫固定や医師の指示に従ったケアが必要です。

 

カプセル拘縮を予防する薬の服用や、血行を促進するアフターケアを併用することで、バストの柔らかさを保ち、異物感の早期解消につながります。

 

適切なケアを継続することで、シリコンバッグが身体に馴染むまでの期間を短縮することが期待できます。

 

小さめのシリコンバッグを挿入したい場合

大きな変化は望まないが形を整えたいと、小さめのシリコンバッグを希望される方も増えています。

 

小サイズのシリコンバッグは皮膚の突っ張り感が少なく回復も早い傾向にありますが、異物である以上、カプセル拘縮や経年劣化のリスクがなくなるわけではありません。

 

また、痩せ型の方は小さいシリコンバッグでもリップリング(縁の浮き出し)が生じる可能性があります。

 

製品の選択や挿入層の決定には、専門的な知識を持つ医師による十分な事前シミュレーションが必要です。

 

関連記事:シリコンバッグに寿命はある?豊胸手術を受ける前に知っておきたい注意点

 

シリコンバッグ豊胸の10年後はどうなる?老後は?

では、シリコンバッグ豊胸の10年後はどうなるのでしょうか。

 

また、老後に影響があるのかについても解説します。

 

シリコンバッグの寿命は10年前後

一般的にシリコンバッグの耐久性は、10〜15年が目安とされています。

 

素材の進化により破損しにくくなっていますが、人工物である以上、経年劣化を完全に避けることはできません。

 

また、自覚症状がなくても、内部でゲルが漏れ出すサイレントルプチャー(無症状の破損)が起きている可能性があります。

 

トラブルがなければすぐの入れ替えは不要ですが、10年を過ぎたら定期的なエコー検査などで現状を確認することが必要です。

 

老後を見据えたシリコンバッグ豊胸の注意点

加齢に伴い乳腺が萎縮し、バスト周辺の脂肪が減少すると、シリコンバッグの輪郭が浮き出るなど不自然さが目立ちやすくなる可能性があります。

 

また、老後は乳がん検診の重要性が高まりますが、シリコンバッグの種類や状態によってはマンモグラフィ検査が困難になるケースがあります。

 

正確な診断を妨げるリスクがある点も、事前に理解しておくべき重要なポイントです。

 

将来的な皮膚のたるみや体型の変化を見据え、シリコンバッグの抜去や脂肪注入への切り替えを検討する時期が訪れる可能性があることも念頭に置いておきましょう。

 

シリコンバッグ豊胸のデメリット

シリコンバッグ豊胸には主に以下のようなデメリットがあります。

 

それぞれのデメリットについて説明します。

 

手術による身体への負担と術後トラブルのリスク

切開を伴う手術は身体への負担が大きく、術後の痛みや腫れが一定期間続きます。

 

また、身体がシリコンバッグを異物とみなして線維性の被膜を形成するカプセル拘縮や、細菌感染、血腫といったトラブルが発生する可能性があります。

 

自身の組織ではないものを身体に留置し続けることのリスクについて、カウンセリング時に十分に確認することが大切です。

 

定期的な検診とメンテナンスが必要

シリコンバッグは一度入れたらずっと問題が起きないというわけではなく、経年劣化が起こります。

 

このため、破損や漏れ、石灰化の有無を確認するために、数年ごとの定期的な検診が必要です。

 

一般的に10〜15年での入れ替えまたは除去が推奨されています

 

一度の手術で完結しない点、そして生涯にわたって再手術の可能性が伴うことは、シリコンバッグ豊胸を検討する場合は念頭においておきましょう。

 

サイズ変化による不自然さとバッグ特有の違和感

体型に合わないサイズを選ぶと、お椀を伏せたような不自然な形状やリップリングの原因になります。

 

また、仰向けになった際に胸が横に流れず盛り上がったままになるなど、動きの面で違和感が生じる場合もあります。

 

触れた際の独特の異物感が、日常生活や精神面でのストレスにつながるケースもあるため、サイズ選びは慎重に行う必要があります。

 

関連記事:シリコンバッグ豊胸で後悔する理由とは?触り心地や老後はどうなるのか

 

自然な仕上がりを重視する方は脂肪再生豊胸がおすすめ

シリコンバッグによる異物感や将来の再手術に不安を感じる方には、自身の組織を活用する脂肪再生豊胸がおすすめです。

 

シリコンバッグのように身体の成分に含まれない異物を挿入するのではなく、成長因子などを用いてバストの組織自体を増やすため、一度定着すれば自身の脂肪として長期間維持されます。

 

また、定期的なメンテナンスも不要です。

 

見た目・触り心地ともに自然で、加齢による変化にも馴染みやすい特徴があります。

 

身体への負担に配慮された施術を希望される方に、おすすめの豊胸術です。

 

脂肪再生豊胸の詳細はこちら

 

まとめ

シリコンバッグ豊胸は即効性の高い施術ですが、将来的なメンテナンスの必要性や異物感、加齢に伴うリスクといった課題も存在します。

 

より長く美しい状態を維持するためには、シリコンバッグの種類を慎重に選ぶことはもちろん、10年後・20年後の身体の状態まで見据えた判断が重要です。

 

自然な仕上がりで再手術の必要性が低い施術を希望される場合は、自身の細胞を活かす脂肪再生豊胸という選択肢もあります。

 

豊胸を検討されている方は、ぜひクリニックビューティー恵比寿・銀座にご相談ください。