胸を大きくするにはリンパマッサージが効果的?押すと痛いのは危ないの?
「胸を大きくするためにリンパマッサージは効果がある?」
「胸のリンパを押すと痛いのは危険?」
と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
リンパの流れを促進することで、バストアップを実現できると言われることがあります。
しかし、クーパー靭帯が傷ついてしまうなどのデメリットもあるため、胸とリンパの関係性について理解を深めることが大切です。
今回の記事では、リンパの場所やリンパマッサージの方法、リンパを押すと痛い場合の病気の可能性、リンパマッサージの効果、確実に胸を大きくする方法について解説します。
胸にあるリンパの場所はどこ?
リンパとは、体全体に張り巡らせているリンパ管を流れる「リンパ液」のことです。
これは、脇の下や鎖骨、乳房の内側など、全身に分布しています。
バストには多くのリンパが張り巡らされており、特に「腋窩リンパ節(脇の下あたり)」に多くが集結しています。
他にも、乳房の内側や鎖骨の上部にリンパが存在し、細菌やウイルス、がん細胞、老廃物などをせき止める役割を担っています。
胸のリンパマッサージの方法とは?
胸のリンパマッサージをすることで、バストのボリュームアップを実現できると言われることがあります。
しかし、明確な医学的根拠はなく、やり方を間違えると胸がたるむ可能性もあります。
ただ、胸の血行を促進したり、前述した老廃物を流したりの効果があるので、胸を傷つけない正しいマッサージ方法を見ていきましょう。
鎖骨周りのマッサージ
鎖骨周りはリンパが集まっている場所なので、マッサージをしてリンパの流れを促しましょう。
- 首から肩まで親指以外の4本の指でさする
- 右手を左側の鎖骨に当てる
- 左側に向かって繰り返しさする
- 左手を右側の鎖骨に当てる
- 右側に向かって繰り返しさする
首のストレッチもあわせて行うことで、より一層リンパの流れを促進することができます。
脇の下のマッサージ
脇の下のリンパが集まっている部分、腋窩リンパ節のマッサージを行うことで、老廃物や疲労物質を排出できる可能性があります。
脇の下のマッサージの流れは、以下の通りです。
- 左腕を挙げる
- 右手(拳の状態)を左の脇の下に10秒間押し当てる
- 2の動作を3回繰り返す
- 右腕を挙げる
- 左手(拳の状態)を右の脇の下に10秒間押し当てる
- 5の動作を3回繰り返す
脇の下は皮膚のすぐ下にリンパ節があるので、強く押しすぎると逆にリンパの流れが阻害されてしまうため、注意が必要です。
バスト全体のマッサージ
バストのマッサージは、以下のステップで行われることが多いです。
- 体の前を通って右手を左の肩甲骨まで伸ばす
- 背中の脂肪を左の胸に寄せる
- 2の動作を20回ほど繰り返す
- 左胸の下側からバストを持ち上げて、20回ほど揺らす
- 反対側も同様にマッサージする
ただし、バストのマッサージ方法を間違えてしまうと、クーパー靭帯が傷ついてしまう可能性があります。
バストをマッサージするリスクについて、十分に理解することが重要です。
ここまで胸のリンパマッサージの方法について紹介しました。
しかし、マッサージによってバストのサイズアップができるという情報には、医学的根拠がありません。
他にもさまざまなバストアップについて効果があると言われている方法に関して、以下の記事でまとめています。
関連記事:胸を大きくするためにできること10選!簡単・効果を期待できるものまで紹介
胸のリンパを押すと痛い・しこりがあると病気なの?
胸のリンパマッサージを実施した際に、痛みを感じた経験がある人はいませんか?
基本的に胸のマッサージに痛みを感じる場合は、マッサージをストップしてください。
マッサージをすることで、状態を悪化させてしまう可能性があるためです。
以下で、胸を押すと痛い場合、しこりがある場合に考えられる、バストの状態について確認しておきましょう。
胸を押すと痛い場合
胸を押すと痛い場合、ホルモンバランスが乱れているか、細菌・ウィルス感染やアレルギー症状が起きている可能性があります。
生理周期や更年期などのホルモンバランスの乱れ
生理周期や更年期などは、女性ホルモンの分泌量が変動し、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
こういった女性ホルモンの変化によって、副乳に影響が及ぶ可能性があります。
副乳とは、通常とは異なった場所にできた乳頭・乳輪・乳腺組織のことです。
ホルモンの影響を受けると副乳が腫れてしまうため、生理周期や更年期などに痛みが生じることがあります。
なお、副乳に乳がんや乳腺腫瘍ができる可能性もゼロではないので、不安な人は必ず医療機関で診てもらうようにしましょう。
細菌・ウィルス感染やアレルギー症状
細菌・ウィルス感染、もしくはアレルギー症状によって、リンパが腫れると痛みが生じる可能性があります。
例えば、脇の下の毛穴が詰まってしまうと、細菌感染によって赤みが出たり、膿が溜まったりすることがあります。
さらに、膿が溜まってしまった場合は赤く腫れるだけでなく、臭いが発生することもあります。
しこりがある場合
それでは、しこりがある場合はバストにどのような変化が起きているのでしょうか?
以下で詳しく解説します。
リンパ節の腫れ
しこりがある場合、リンパ節が腫れている可能性があります。
例えば、乳腺炎は細菌感染によって引き起こされる病気です。
しこりを始め、痛みや赤い腫れ、高熱などの症状が見られるケースがあります。
産後の授乳期は乳腺炎が起きることがあるので、しこりや痛みがある人は医師に相談してみてください。
悪性リンパ腫
悪性リンパ腫とは、リンパ球ががん化する病気で、高齢者が発症することが多いです。
脇の下や首、足などに、痛みが伴わないしこりができた場合は、悪性リンパ腫を疑いましょう。
良性の腫瘍の場合は、乳腺症や乳腺線維腺腫などのケースが多く、悪性の場合は葉状腫瘍や乳がんが疑われます。
マンモグラフィ検査や乳房超音波検査などで、詳しく検査してもらいましょう。
確実に胸を大きくするなら脂肪再生豊胸がおすすめ!
リンパマッサージなどの不確実な方法ではなく、確実にバストアップを実現したい人は豊胸手術を検討しましょう。
シリコンバッグ豊胸やヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸など、豊胸手術にはさまざまな方法がありますが、脂肪再生豊胸は安全性の高さが評価されています。
脂肪再生豊胸とは、脂肪再生豊胸溶液を注入することで、脂肪細胞を成長させる豊胸術です。
メスを使用しないだけでなく、これまでに感染症を発症したケースはありません。
さらに、定着率も高く、過度なダイエットなどを行わない限りサイズダウンすることはありません。
興味のある人は、公式サイトからカウンセリングをご予約ください。
まとめ
今回の記事では、リンパの場所やリンパマッサージの方法、リンパを押すと痛い場合の病気の可能性、リンパマッサージの効果、確実に胸を大きくする方法について解説しました。
「リンパマッサージはバストアップに効果的」と言われることがあります。
しかし、こういった情報には医学的根拠がなく、むしろクーパー靭帯が傷ついてバストの形が崩れてしまうことがあります。
確実にバストアップを目指したい人は、豊胸手術を視野に入れると良いかもしれません。
中でも、メスを使用しない脂肪再生豊胸は安全性の高さで評価されている豊胸術です。
詳しい情報は公式サイトをご確認ください。