血液豊胸は半永久?効果を安全に持続させるための方法を紹介
「豊胸手術の効果を半永久に持続させたい」
「手軽に受けられる豊胸術を選びたい」
とお考えの方の中には、血液豊胸に興味を持っている人もいるのではないでしょうか。
血液豊胸は自分の血液を加工してバストに注入するタイプの豊胸術なので、その効果がどれくらい持続するか、ヒアルロン酸のようにすぐに吸収されてしまうのではないかなど、不安を感じている人も少なくありません。
クリニックのホームページなどで「半永久的な効果を期待できる」と謳われている場合でも、効果には個人差がありますし、定着するまで何度も手術を繰り返す必要がある可能性があります。
今回の記事では、実際に血液豊胸の効果がどれくらい持続するかを説明します。安全に半永久的な効果を目指す方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
またゼロクリニックが行っていた血液豊胸に関してでなく、銀座ボディクリニックが行っている脂肪発育豊胸に関してもほぼ同じ施術であると想定されます。「無細胞プラズマジェル」などの言い回しに少し変化が有りますが、元々ゼロクリニックの名義にて脂肪発育豊胸を行っていた点を確認しており、同住所の銀座ボディクリニックの施術に関しても同じものだと考えられます。従って脂肪発育豊胸を検討されている方にも参考になるでしょう。
血液豊胸は半永久って本当?
血液豊胸は本当に半永久的に効果が持続するのでしょうか?
結論から述べると、バストアップの効果は必ずしも半永久的に持続するとは限りません。
その理由は後程詳しく解説をしますが、効果が続かないため、効果を持続させるためには定期的に施術を繰り返す必要があります。
ですが、血液豊胸のような注入タイプの豊胸は身体へのダメージは少ないものの、どれくらいの回数で定着するかは個人差があるので、繰り返し手術を受けるとダメージが増加してしまいます。
クリニックのホームページなどで「血液豊胸の効果は半永久」と謳われている場合でも、このように何度も手術を受ける必要があったり、期待通りの効果を得られなかったりする可能性があることを理解することが大切です。
血液豊胸の効果が持続しにくい理由
血液豊胸の効果が持続しにくいのは一体どうしてでしょうか?
ヒアルロン酸豊胸と変わらない
「血液豊胸」と謳われている場合でも、その実態はヒアルロン酸豊胸と変わらないという意見が見受けられます。
血液豊胸の効果を補うためにヒアルロン酸成分が配合されているなどのケースがあるようです。
実際に当院の調査でも、施術の同意書には「ヒアルロン酸」を使うとの旨が記載されていることを確認しています。
手軽に手術を受けられるイメージのヒアルロン酸豊胸ですが、現在その安全性が懸念されているため、海外では承認されていません。
また、ヒアルロン酸は体内で吸収される成分なので、効果の持続性は極めて低いです。
さらに、しこりになりやすかったり、触り心地が硬くなったりする可能性もあり、血液豊胸を受ける前にリスクを十分に理解することが求められます。
効果には個人差がある
血液豊胸を行ったからといって、全ての人が同じ効果を得られる訳ではありません。
豊胸の効果は、手術を受ける人の年齢や体質、生活習慣などによって左右されるためです。
例えば、効果が全く感じられなかったり、逆にサイズが大きくなり過ぎてしまったりするケースがあります。また、左右のバストで効果の現れ方が異なることもあります。
豊胸手術を受ける方は、必ずしも期待通りの効果を得られる訳ではないことを留意しておきましょう。
成長因子の効果を薄める施術を行っている
血液豊胸は「採取した血液を当院独自の技術で血小板を徹底的に除き、成長因子や栄養剤、の他に皮下脂肪を発達させる成分等をブレンドした「無細胞プラズマジェル」を作成。脇の下から1カ所バストの脂肪組織に注入します。」と説明されています。
まず血小板を徹底的に除いたジェルは「PPP(乏血小板血漿)」と呼ばれ、血漿が持つ本来の成長因子を失った物です。
そこに成長因子をブレンドするとのことですが、分子構造上PPPの中に成長因子が取り込まれてしまい、成長因子の効果も阻害することになります。
したがって、仮に成長因子を使っていたとしても効果自体が「薄く」、いずれ吸収されてしまう溶液分の、短期でのバストアップ効果しか見込めないのです。
安全に半永久的な効果を目指す方法
ここでは、安全に豊胸手術の効果を持続させる方法を紹介します。
他の豊胸手術を検討する
持続性の高い豊胸手術を受けたいという方は、血液豊胸以外の豊胸手術を検討するとよいでしょう。
ここまで説明した通り、血液豊胸と呼ばれている場合でも「ヒアルロン酸豊胸と変わらない可能性」があり、持続的な効果は期待できないためです。
ヒアルロン酸は3か月程度で効果が薄れると言われています。さらに、定期的に手術を受け直すとなると、身体への負担が懸念されます。
以下で、血液豊胸以外の豊胸手術における効果の持続性を紹介するので、自分に合う豊胸術を検討しましょう。
シリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸は、シリコン製のバッグを挿入してサイズアップを実現する豊胸術です。
シリコンバッグ豊胸の場合、半永久的に効果が持続すると言われていますが、バッグが経年劣化してしまうので10年程度で交換する必要があります。
また、バッグが破損してしまったり、カプセル拘縮が起きてしまったりすることもあるので、定期的にメンテナンスを受けなくてはいけません。
さらに、人工物を挿入する豊胸術であるため、見た目が不自然、冷たい、触り心地が硬いなどのデメリットもあります。
安全性の高い豊胸術を選びたい方は、シリコンバッグ豊胸以外の方法を選びましょう。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸とは、自身の太ももやお尻、お腹周りなどから吸引した脂肪をバストに注入する豊胸術です。脂肪注入豊胸の効果は半年程度、定着率は25%程度と言われています。
脂肪が上手く定着した場合は効果が半永久的に持続しますが、注入した脂肪が全て定着する訳ではないですし、ダイエットや加齢などによって脂肪が減少するとサイズダウンしてしまいます。
さらに、1回あたりの手術で吸引できる脂肪量に限りがあるので、定着するまで手術を繰り返す必要があります。
自然な仕上がりを目指せたり、痩身効果があったり、メリットもいくつかありますが、効果を持続させたいという方は他の豊胸術を検討するとよいでしょう。
脂肪再生豊胸
脂肪再生豊胸とは、自己脂肪細胞を増殖させてバストアップを目指す豊胸術です。
脂肪注入豊胸とは異なり、脂肪吸引を行う必要はありません。
脂肪再生豊胸はバストグロウ(育乳)の仕組みを利用した豊胸術なので、長期的な効果を期待できます。
もちろん、個人差がありますが20年以上効果が持続することもあります。
手術に使用される注射針は、採血で使用されるものと同じものを使用するので、痛みが少なくダウンタイムはほとんどありません。
さらに、感染症の心配はありませんし、乳がん検査も問題なく受けられるので、安全性の高さでも評価を得ています。
まとめ
今回の記事では、「血液豊胸の効果は半永久的に続くか」と疑問をお持ちの方に向けて、血液豊胸の実態を説明しました。
血液豊胸は「3ヶ月程度で効果が薄れてしまうヒアルロン酸豊胸と変わらない」と判断でき、持続性や安全性に対して懸念する声がSNS上などで数多く上げられています。
もちろん、血液豊胸は手軽に手術を受けられるなどのメリットもありますが、身体に関わることなので、施術方法を決める際は安全性が高く、身体への負担を極力抑えられる豊胸術を選ぶことが重要です。
クリニックビューティー恵比寿・銀座が特許を取得した脂肪再生豊胸は、長期的な効果を期待できるだけでなく、経験豊富な医師による徹底的なサポートを受けられます。