胸が硬いのは異常?その原因や対処法、バストを柔らかくする方法とは
「10代で胸が硬いのは一般的?」
「良性と悪性のしこりにはどのような違いがある?」
と疑問をお持ちの方はいませんんか。
胸にしこりができたり、触り心地が硬くなったりする原因はさまざまです。
それらについて理解を深めて、正しく対処する必要があります。
本記事では、胸が硬くなる原因や胸を柔らかくする方法、しこりができにくい豊胸術などについて解説します。
もし、身体に異常が見られる場合、自己判断するのではなく、医療機関を受診するようにしてください。
胸が硬いのは異常?
10代・20代で「胸が硬い」と感じるのは異常なのでしょうか?
考えられるケースを年代ごとに確認していきましょう。
10代の場合
10代は胸が成長する時期です。
女性ホルモンが分泌され始めることで、胸が膨らみ始めるなどの変化が見られます。
胸が大きくなる過程で、バスト周りに張りや痛みを感じることがあります。
そのため、10代で胸が硬いと感じている場合、胸の成長が関係しているかもしれません。
基本的に胸の成長期は「8.9歳から17.18歳頃」と言われています。
ただ、成長以外の要因で胸が硬くなっている可能性もあるので、医療機関を受診するようにしましょう。
20代の場合
一般的に胸の成長は、20歳前後で落ち着くと言われています。
しかし、胸の成長スピードには個人差があり、20代前半頃まで大きくなるケースもあるようです。
そのため、20歳前半で胸の硬さが感じられる場合、胸の成長期が関係している可能性があります。
ただし、安易な自己判断は危険です。
異変が見られる場合や、はっきりとした原因がわからない場合は病院を受診することを推奨します。
胸の成長期に関して興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:胸の成長期はいつまで?発達後にサイズアップを目指す方法とは
胸が硬くなる原因
胸の成長以外にも、さまざまな要因で胸が硬くなることがあります。
以下で、胸が硬くなる代表的な原因について確認していきましょう。
筋肉の凝り
バスト周りの筋肉が凝り固まっている場合、バスト全体の柔軟性が損なわれ、バストの触り心地が硬くなる可能性があります。
特に大胸筋や小胸筋、僧帽筋が凝ってしまうと、バストが硬くなりやすいです。
首こりや肩こりと同様に、デスクワークやスマホ・パソコンの長時間使用などにより、筋肉の凝りを引き起こしやすくなります。
長時間同じ姿勢でいることは避けて、定期的にストレッチやマッサージを行い、筋肉が凝り固まらないように意識してください。
病気
胸が硬い場合、病気を発症している可能性もゼロではありません。
以下で、胸が硬い場合に疑われる病気を紹介します。
乳腺症
乳腺症(にゅうせんしょう)とは、性ホルモンの不均衡(エストロゲン過剰状態)により引き起こされる良性疾患です。
中年女性によく見られると言われています。
主な症状としては、バストの表面にできる凸凹としたしこり、バストの痛み、乳頭からの分泌物などが生じることです。
症状が軽い場合は特別な治療は必要ないですが、悪性が疑われる場合は詳しい検査が必要になります。
乳腺線維腺腫
乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ)とは、乳腺にできる腫瘍のことです。
15〜35歳に見られることが多く、弾力のあるしこりが出現します。
しこりは触ると動き、痛みを生じないのが特徴です。
30代以降はしこりが縮小していくケースがほとんどですが、一部の線維腺腫は徐々に大きくなることがあります。
特別な治療は必要としませんが、半年〜1年に1回程度の検査をして経過観察することが推奨されます。
乳腺炎
乳腺炎(にゅうせんえん)とは、授乳期に起きる乳腺の炎症です(授乳とは関係ない慢性乳腺炎もあります)。
乳汁が乳管内に溜まる、感染が加わる、膿が生じるなど、乳腺炎はさまざまな原因によって引き起こされます。
主な症状は、しこりや腫れ、痛み、赤み、熱感、全身の倦怠感などです。
乳腺炎の原因によって適切な対処法が異なるので、医療機関で診断してもらいましょう。
乳がん
しこりの80〜90%は良性と言われています。
ただ、バストに硬さが感じられる場合、乳がんの可能性も否定できません。
以下の症状が見られる場合、乳がんの可能性があるので病院を受診してください。
- 胸が張る
- 硬いしこりができた
- 左右でバストサイズが異なる
- へこみやひきつれ
乳がんは早期発見することで完治する可能性が高まります。
超音波検査やマンモグラフィ検査などを受けて、診断してもらいましょう。
豊胸後のしこり
豊胸術によってしこりが生じるケースがあります。
例えば、ヒアルロン酸豊胸では、ヒアルロン酸が凝固したり、体内で異物反応を起こしたりした場合にしこりが生じることがあります。
脂肪注入豊胸においては、脂肪組織が壊死することでしこりができてしまうケースも少なくありません。
豊胸術や医者の技術力によってしこりのできやすさは異なるので、安全性の高い手術・クリニックを選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸豊胸の危険性については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ヒアルロン酸豊胸って硬くなる?起こりうるデメリット
胸を柔らかくするには?
それでは、胸を柔らかくするためにはどうすればいいのでしょうか?
胸を柔らかくする方法
インターネット上の記事などでは、以下の方法が胸を柔らかくするのに有効と紹介されていることがあります。
- リンパマッサージ
- 肩甲骨のストレッチ
- 筋力トレーニング
- ツボ押し
- 生活習慣の見直し
- スキンケア
しかし、上記の方法で必ず胸が柔らかくなる訳ではありません。
また、胸を柔らかくしようと強くマッサージしてしまうと、胸を支えているクーパー靭帯が傷ついてしまう可能性があるので注意してください。
結果的に胸がたるんでしまう場合があります。
豊胸により胸が硬い場合の対処法
豊胸術の影響により胸が硬くなっている方は、手術の種類によって対処法が異なることを認識しましょう。
脂肪注入豊胸によってしこりができた場合、しこりを除去する必要があります。
ヒアルロン酸豊胸の場合も同様です。
シリコンバッグ豊胸の場合、シリコンバッグ自体が硬いため、触り心地も硬くなります。
柔らかくナチュラルなバストを目指したい方は、シリコンバッグ豊胸以外の手術を選びましょう。
豊胸後のバストを柔らかくする方法は、以下の記事で解説しています。
関連記事:豊胸後の胸は硬い?その原因や柔らかくする方法を豊胸手法別に解説!
しこりができない!おすすめの豊胸は?
豊胸術によるしこりを防ぐためには、安全性の高い手術を選ぶことが大切です。
クリニックビューティー恵比寿・銀座が特許を取得した「脂肪再生豊胸」は、バスト内の脂肪を増殖させてサイズアップを実現する豊胸術です。
豊胸後の禁忌事項を守ればしこりが生じることがありません。
感染症や発癌リスクもなく、安全性の高さで注目を集めています。
さらに、手術は注入のみの施術なので、痛みを感じることもありません。
関連記事:豊胸後のしこりは放置しても大丈夫?除去手術などの対処法を解説
まとめ
今回の記事では、胸が硬くなる原因やバストを柔らかくする方法について解説しました。
バストが硬くなる原因は、人によりさまざまです。
病気によるしこりが発生しているケースもあるので、自己判断するのではなく、医療機関を受診するようにしましょう。
豊胸によるしこりが生じている場合、除去手術を行うことが推奨されます。
豊胸術を考えている方は、安全性の高い手術を選ぶことが大切です。
クリニックビューティー恵比寿・銀座は、安全性の高い「脂肪再生豊胸」を行っています。
しこりができる心配がなく、手術にメスを使用することはありません。
脂肪再生豊胸に少しでも興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。