胸の成長期はいつまで?発達後にサイズアップを目指す方法とは
「胸の成長期はいつまで?」
「20代でも胸が大きくなることはある?」
と疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
個人によって胸の成長期は異なりますが、20代前半でも胸が大きくなることはあります。
「胸がなかなか成長しない」と感じている方の中には、胸が成長しない生活習慣を送ってしまっている可能性があります。
今回の記事では、胸の成長期の目安や胸が成長しない原因、成長期後にバストアップする方法について解説します。
胸の成長期はいつまで?
思春期は、第2次性徴(性器以外の身体の各部分に出現する男女の特徴)が出現する時期です。
一般的には、思春期に突入すると胸が膨らみ始めるとされています。
思春期に突入する年齢は「8〜9歳頃」が目安です。
思春期が始まってから「17〜18歳頃」までの間に、身体にさまざまな変化が見られるようになります。
そして個人差はありますが、一般的に「20歳前後」には胸が成長しきると言われています。
まとめると「胸の成長は早くて8歳頃から始まり、20歳前後までに成長が完了する」ことになります。
胸の成長以外に見られるサイン
第2次性徴が出現し始める思春期には、胸の成長以外にもさまざまな変化が見られるようになります。
例えば、陰毛発生、身長増加、初経発来などの変化です。
女性ホルモンの「エストロゲン」が徐々に分泌され始めることで、身体が大きく変化していきます。
胸が膨らみ始めると、体全体としても丸みを帯びてきます。
思春期はホルモンバランスが大きく変化することで、心身ともに不安定になりやすいと言われています。
ちなみに、乳房発育、陰毛発生、初経の順で変化が見られることが多いです。
胸が成長する仕組み
胸の成長では、女性ホルモンの一種「エストロゲン」が重要な役割を担っています。
エストロゲンとは、8〜9歳頃に卵巣から分泌され始めるホルモンです。
女性らしい身体づくりをサポートする役割をもち、第2次性徴の出現に大きく関わっています。
このエストロゲンによって「乳腺(バスト内部にある組織)」が発達します。
乳腺が発達するとバストの大部分を占める「脂肪」が増大し、胸が成長していく仕組みです。
胸が成長するまでのステップ
公益社団法人「日本産婦人科医会」の公式サイトを参考にしながら、胸が成長していくステップを確認しましょう。
【乳房発育のステップ】
1度 | 思春期前 乳頭のみ突出 |
---|---|
2度 | 蕾の時期 乳房・乳頭がやや膨らみ、乳頭輪径が拡大 |
3度 | 乳房、乳頭輪はさらに膨らみを増すが、両者は同一平面上にある |
4度 | 乳房、乳頭輪が乳房の上に第二の隆起を作る |
5度 | 成人型 乳頭のみ突出して乳房、乳頭輪は同一平面となる |
このように胸の成長にはいくつかの段階があります。
一般的には、初経前に乳頭の周りが膨らみ始め、初経以降にバスト全体がまるく立体的に成長していく流れです。
乳頭に変化が見られるようになったら、ブラジャーを着用してバストを保護する必要があります。
胸が成長しない原因4選
「胸がなかなか成長しない」と感じている方は、以下で紹介する原因により、胸の成長が妨げられている可能性があります。
女性ホルモンの分泌量
胸が成長しない原因として、女性ホルモンの分泌量が少ないことが挙げられるでしょう。
胸の成長には、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが欠かせません。
そのため、エストロゲンの分泌量が少ないと、胸が十分に成長しない可能性があります。
加齢や生活習慣など、ホルモンバランスが乱れる原因はさまざまです。
女性ホルモンがうまく分泌されないと、月経不順などのトラブルにもつながるので注意しましょう。
生活習慣
生活習慣は胸の成長に大きな影響を及ぼします。
生活習慣が乱れていると、胸の成長に必要な女性ホルモンがうまく分泌されないためです。
例えば、栄養バランスが偏った食事や睡眠不足、運動不足など、生活習慣が乱れていると、バストが十分に成長しない可能性があります。
自分の生活習慣を見直して、健康的なライフスタイルを心がけましょう。
過度なダイエット
過度なダイエットは、胸の成長をストップさせてしまう危険性があります。
思春期は身体が大きく変化する時期で、身体の基礎を作っていくためにも栄養素をしっかりと摂る必要があります。
しかし、中にはSNSや周りの友達、挫折経験などの影響により、過度なダイエットに陥るケースも少なくありません。
過度なダイエットにより栄養が不十分な状態が続くと、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
胸が成長しないだけでなく、貧血や低血圧、無月経、不眠、免疫力低下など、さまざまな機能低下を引き起こすため、過度なダイエットは避けるようにしましょう。
病気
胸がなかなか成長しない場合、病気の可能性もゼロではありません。
例えば、「無乳房症・無乳頭症」はバストが先天的に欠損する病気です。
胎児期に乳腺が形成されないことが原因として考えられています。
他にも、胸が十分に発達しない「小乳房症」を引き起こしている場合、思春期に突入してもバストが成長しないことがあります。
身体に何かしらの異変が見られたり、疑問に感じることがあったりしたら、そのまま放置するのではなく、必ず医療機関で相談するようにしてください。
成長期後に胸をサイズアップさせる方法
それでは、胸の成長期後にサイズアップすることはできるのでしょうか?
以下で、サイズアップの方法を紹介します。
マッサージやストレッチ
マッサージやストレッチは、バストアップに有効と謳われることがあります。
しかし、マッサージやストレッチによるバストアップ効果には、医学的根拠がありません。
逆に、バストを大きくしようと強くマッサージしてしまうと、バストを支えるクーパー靱帯が傷ついてしまい、形状が崩れてしまうことがあります。
マッサージ用のバストアップクリームも販売されていますが、同じくバストアップ効果に医学的根拠がないので注意してください。
豊胸
確実にバストアップを実現したい場合、豊胸術を検討すると良いでしょう。
豊胸では確実かつスピーディーにバストをサイズアップさせることができます。
ただ、豊胸術にはさまざまな種類があり、個人によって最適な手術が変わってきます。
「安全性を重視したい」「ナチュラルな仕上がりを目指したい」という方には、クリニックビューティー恵比寿・銀座が特許を取得した「脂肪再生豊胸」がおすすめです。
脂肪再生豊胸ではメスを使用せず、注射のみの手術なので身体に大きなダメージがかかりません。
また、今までに感染症や発がん性がみられたことはなく、非常に安全性が高いです。
胸の成長に関するよくある質問
ここでは、胸の成長に関するよくある質問を紹介します。
20代で胸が成長することはある?
20代前半であれば、胸が成長する可能性はあります。
一般的に胸の成長は20歳前後で完了すると言われています。
しかし、胸の成長期には個人差があり、20代前半でも成長が見られるケースがあるのです。
胸の成長期であるにも関わらず、過度なダイエットを行ったり、生活習慣が乱れていたりするとバストは成長しないので注意してください。
以下の記事では、20代でバストアップを目指す方法について解説しています。
関連記事:20代で胸を大きくする方法はある?乳腺が発達するメカニズムなどを解説
早発思春期とは?
早発思春期とは、平均的な年齢よりも早い段階で思春期がスタートする病気です。
乳房発育が7歳未満、陰毛発生が9歳未満、初経が10歳未満で見られた場合、早発思春期である可能性があります。
早発思春期は本人の心理的問題や社会的問題を引き起こすだけでなく、低身長の原因にもなります。
突発性や遺伝子異常など、早発思春期を引き起こす原因はさまざまです。
重篤な疾患により早発思春期を発症しているケースもあるので、必ず医療機関を受診するようにしてください。
まとめ
今回の記事では、胸の成長期やバストアップのメカニズム、胸が成長しない原因などを解説しました。
胸が成長するのは20歳前後までです。
しかし、生活習慣が乱れていたり、過度なダイエットを行っていたりすると、胸が成長しない可能性があります。
健康的なライフスタイルを心がけて、ホルモンバランスを正常に保つことが重要です。
また、胸の成長期後にバストアップを実現したい方は、豊胸術を検討しましょう。
クリニックビューティー恵比寿・銀座の「脂肪再生豊胸」は、メスを使用しない安全な豊胸術です。
また、自分の脂肪細胞を増殖させる手術なので、ナチュラルな仕上がりを目指せます。
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