20代で胸を大きくする方法はある?乳腺が発達するメカニズムなどを解説
「20代でも胸は大きくなる?」「胸が小さいと感じてしまう原因とは?」と疑問を持っている人がいるかもしれません。
乳腺が発達する10代と比較すると20代は胸が大きくなりにくいですが、20代でも胸を大きくすることは可能です。
20代で胸が大きくなる原因などについて理解を深めて、胸のコンプレックス解消を目指しましょう。
今回の記事では、20代で胸が大きくなる可能性、成長期に生じる胸の痛み、20代で胸を大きくする方法、豊胸手術のメリットなどについて解説します。
20代で胸は大きくなるの?
成長期を終えた20代でも胸のサイズアップを目指せるのでしょうか?
結論から述べると、20代で胸が大きくなる可能性はあります。
胸が大きくなる時期には個人差があるため、20代前半までは大きくなる可能性はありますが、20代後半に差し掛かると大きな成長を目指すのは難しいです。
育乳ブラやマッサージ、生活習慣の改善などによって、20代以降もサイズアップを実現できると言われることがありますが、こういった情報には医学的根拠がありません。
乳腺が発達するのはいつまで?
乳腺の発達には、女性ホルモンの一種「エストロゲン」と女性ホルモンの受け皿「ラクトゲン受容体」が大きく関係しています。
ラクトゲン受容体の働きが活発化するのは「10〜20代」です。
詳しく説明すると、「10〜15歳」で初経を迎えてから乳腺が発達し、胸の成長は20歳頃まで続くと言われています。
20代の成長期に胸が痛むことはある?
乳腺が発達する10〜20代は、乳房に著しい変化が見られる時期です。
乳腺が発達する過程において、女性ホルモンが分泌されるため、痛みやハリを感じやすくなる時期とも言えます。
特に、発達の初期段階では胸がしこりのように硬くなることがありますが、通常は時間の経過とともに柔らかくなっていきます。
さらに、胸のトップが衣服にあたると痛いと感じる人も多いため、ブラジャー等でしっかりと保護することが大切です。
20代で胸が小さいと感じる原因とは?
20代で胸が小さいと感じる原因は個人によって大きく異なります。
改善を目指すために、まずは小さくなる原因について理解することが大切です。
以下で、考えられる原因について確認していきましょう。
ホルモンバランスが乱れている
20代で胸が小さくなる原因として、「ホルモンバランスが乱れている」可能性が考えられます。
胸の成長には女性ホルモンの「エストロゲン」が大きく関係しています。
しかし、エストロゲンの分泌量が成長期に不十分だったり、減少したりすると、十分に乳腺が発達しない可能性があるのです。
ストレスや生活習慣の乱れ、過度なダイエットなどによってホルモンバランスが乱れてしまうため、注意する必要があります。
ブラジャーのサイズが合っていない
「ブラジャーのサイズが合っていない」ことが原因で、胸が小さいと感じられることがあります。
ブラジャーのサイズが合っていないと、クーパー靱帯が伸びてしまうことがあります。
クーパー靱帯とは、バスト全体を支えるための組織で、一度伸びてしまうと元に戻りません。
クーパー靱帯が伸びることによって胸の形が崩れたり、垂れてしまったりすると、胸が実際のサイズよりも小さく感じられることがあるのです。
クーパー靱帯をしっかりと保護するためには、自分のバストサイズに適切なブラジャーを身につけることが求められます。
無理なダイエットにより胸への栄養が不足している
「無理なダイエットにより栄養が不足してしまう」ことも、20代で胸が小さいと感じる原因の一つです。
20代は身体に関するコンプレックスを感じやすい時期でもあり、インターネットなどの情報を全て鵜呑みにして、無理なダイエットを実施する人も少なくありません。
しかし、ダイエットによって食事制限すると、胸の発達に必要な栄養を十分に摂取できず、胸が成長しない可能性があります。
また、ダイエットにより、体全体の脂肪が減る事で、胸の脂肪も減ってしまうため、胸が小さいと感じやすくなります。
20代で胸を大きくする方法はある?
それでは、20代はどのように胸のサイズアップを目指せばいいのでしょうか?
ここでは、インターネットなどで紹介されている胸を大きくする方法の真偽について説明します。
質の良い睡眠を心がける
質の良い睡眠を心がけることで、胸が大きくなると謳われていることがあります。
人間の身体は睡眠中に成長ホルモンが分泌されるため、質の高い睡眠を取ることで胸も成長するといった内容です。
しかし、この情報には医学的根拠がありません。
質の良い睡眠を取ったとしても、必ず胸が大きくなる訳ではないということです。
もちろん、十分な睡眠は胸を成長させる土台を整える意味で重要ですが、直接的な効果は得られません。
栄養バランスの良い食事をする
胸を大きくしたい人は、栄養バランスの良い食事を摂ると良いと言われることがあります。
胸を成長させるためには、タンパク質やアミノ酸、ビタミンE、ビタミンCなどのあらゆる栄養素が必要です。
以下で、胸のサイズアップに効果的と言われる栄養素の一部を紹介します。
ただ、栄養バランスを整えたからといって、確実にバストアップを実現できる訳ではないので、あくまで参考としてください。
タンパク質・アミノ酸を多く含む肉や魚
タンパク質とアミノ酸が含まれる肉や魚はバストアップに効果的と言われています。
タンパク質は骨や筋肉、皮膚、血液などを作る上で欠かせません。
タンパク質には「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」があり、両者をバランスよく取る必要があります。
アミノ酸は人間の体の20%を占める栄養素で、タンパク質を構成するために欠かせない栄養素です。
ビタミンCを多く含むブロッコリーやレモン
ブロッコリーやレモンなどの野菜、フルーツにはビタミンCが多く含まれており、クーパー靱帯を維持するために重要な役割を担います。
ビタミンCを摂取することで、コラーゲンの生成が促進され、クーパー靱帯が強化されることがあるのです。
ただ、ビタミンCにはバストを大きくする直接的な効果はありません。
あくまでバストの形を整えたり、ハリを出したりするための栄養素です。
大豆イソフラボンを多く含む大豆加工食品
バストアップに効果的な栄養素として、大豆イソフラボンが重要と言われることがあります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをもち、バストアップに効果的とされているためです。
しかし、大豆イソフラボンを摂取してからといって確実に胸が大きくなる訳ではなく、医学的根拠はありません。
摂取量を間違えてしまうと、ホルモンバランスが乱れやすくなり、逆効果になってしまうこともあるので注意してください。
以下の記事では、胸が大きくなる食べ物や重要な栄養素について解説しています。
関連記事:胸が大きくなる食べ物とは?バストアップに欠かせない5つの栄養素
マッサージをする
インターネット上などでは、マッサージをするとバストアップを実現できるという情報を見かけたことがある人もいることでしょう。
しかし、マッサージをして確実にバストアップを目指せる訳ではないです。
確実に胸を大きくしたいなら豊胸手術を視野に入れよう
ここまで胸を大きくする方法について、さまざまな方法を述べてきましたが、確実に胸を大きくしたい人は、豊胸手術を検討するのがおすすめです。
豊胸手術を行うことで、確実かつすぐに効果を実感することができます。
ただし、行う豊胸手術によってメリットとデメリットが大きく異なります。
それぞれの豊胸手術の特徴を理解した上で、最適なものを選ぶことが大切です。
以下で、脂肪注入豊胸と脂肪再生豊胸について確認していきましょう。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸とは、お尻や太ももなどから脂肪を吸引し、バストに注入する豊胸術です。
サイズダウンしたい部分から脂肪を吸引するため、バストアップと痩身効果を同時に得ることができます。
しかし、脂肪注入豊胸の定着率は約25%で、半年にかけて元に戻っていくと言われています。
さらに、脂肪を吸引する際に身体に負担がかかる可能性があるので、注意が必要です。
脂肪再生豊胸
脂肪再生豊胸とは、自身の脂肪細胞を活性化させて、バストを成長させる豊胸術です。
バストに脂肪再生豊胸溶液を注入し、脂肪組織に働きかける手術なので、メスを使用することはありません。
脂肪注入と比較すると注射だけで手術が完了するため、身体にかかる負担や痛みが少ないのが特徴です。
過度なダイエットを行わない限り、サイズアップの効果は持続します。
より詳しく手術について知りたい人は、公式サイトからお問い合わせください。
まとめ
今回の記事では、20代で胸が大きくなる可能性、成長期に生じる胸の痛み、20代で胸を大きくする方法、豊胸手術のメリットなどについて解説しました。
20代は胸の成長が落ち着く時期であるため、急激に胸が大きくなる可能性は少ないです。
さらに、食事や睡眠の改善、マッサージなどでバストアップを目指すのは確実ではありません。
そのため、確実にバストアップを目指したい人は、豊胸手術を検討すると良いでしょう。
特に脂肪再生豊胸は安全性の高さで評価を得ており、自然な仕上がりを目指せます。
気になる人は、ぜひ一度無料相談を受けてみてください。