豊胸後はいつからブラジャーをつけられる?注意すべきポイントを紹介
「豊胸後ブラジャーはいつからつけられる?」「豊胸後にブラジャーをつけたらどうなるの?」
と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
豊胸後のバストは安定していない状態なので、扱いに注意する必要があります。
本記事では、豊胸手術を受けようと考えている方に向けて、豊胸した後に気をつけるべきことを紹介します。
この記事を読むことで、豊胸後にブラジャーをつけられない理由を理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
豊胸後いつからブラジャーをつけられる?
豊胸後いつからブラジャーをつけられるのでしょうか?
豊胸手術の種類ごとにブラジャーをつけられるタイミングを確認しましょう。
シリコンバック挿入豊胸の場合
シリコンバック挿入豊胸を受けた場合、ワイヤー入りのブラジャーがつけられるようになるのは、手術後から1ヶ月程度が目安です。
手術後数日間は、挿入したシリコンバックがずれてしまわないように、バストバンドを身につける必要があります。
手術から1週間程度経過したら、バストバンドは必要なくなります。
しかし、そこから普段使用しているブラジャーをつけられるようになる訳ではなく、3週間程度はスポーツブラを使用しなくてはいけません。
脂肪注入豊胸の場合
脂肪注入豊胸の場合、手術から1週間程度はブラジャーを身につけられません。
脂肪注入豊胸とは、ヒップやお腹などから余計な脂肪を吸引して、バストに脂肪を移す手術です。
抜糸してからブラジャーをつけられるようになりますが、しばらくは想定のサイズより大きい状態が続くので、バストが痛まないように大きめのブラジャーを身につけるようにしましょう。
3ヶ月程度経過したら、バストの大きさが安定するので、サイズにあったブラジャーを用意することが大切です。
ヒアルロン酸注入の場合
ヒアルロン酸注入の場合、手術後からブラジャーをつけられます。
ヒアルロン酸注入とは、細胞同士を結合する働きをもつヒアルロン酸をバストに注入する豊胸手術のことです。
かし、他の手術と同様に、手術後はバストが安定しないため、ゆったりめのサイズのブラジャーを選ぶとよいでしょう。
また、ワイヤー入りのブラジャーだとバストに圧力が加わりやすくなるため、手術当日はノンワイヤーのものや、カップ付きキャミソールなどを着用することをおすすめします。
トップの手術の場合
乳頭や乳輪の手術を行った方は、手術後からブラジャーを身につけられます。
最近は、トップの大きさや陥没乳頭の修正をする方も多く見受けられるようになりました。
しかし、トップが圧迫されたり、擦れたりしないように、大きめのサイズ感のブラジャーを用意しなくてはいけません。
抜糸するまでの不安定な時期は、トップに負荷がかかることで痛みが生じる可能性があります。
また、抜糸した後でも、手術後1ヶ月程度はゆったりめのブラジャーをつけるとよいでしょう。
サイズダウンの手術の場合
バストのサイズアップではなく、サイズダウンの手術を行った場合はどのように対応すればいいのでしょうか?
サイズダウンの手術の場合、手術後1ヶ月程度はワイヤー入りのブラジャーを避けることが大切です。
サイズダウンの手術は麻酔を使用し、身体に負担がかかりやすい手術となっています。
そのため、傷口などが安定するまで締め付け感のあるブラジャーを着用しないようにしてください。
手術後から1ヶ月程度経過したら、ワイヤー入りのブラジャーを身につけても大丈夫でしょう。
豊胸後にブラジャーをつけられない理由
豊胸手術後にブラジャーをつけられないのはどうしてでしょうか?
ここでは、豊胸後にブラジャーをつけられない理由を紹介します。
形が崩れる
豊胸後にブラジャーをつけられない理由として、ブラジャーをつけると形が崩れてしまうことが挙げられるでしょう。
手術後はバストは固定されていない状態です。
このタイミングで締め付け感のあるバストをつけてしまうと、形状が崩れやすくなります。
例えば、「左右でバストバランスが崩れてしまった」「バストの位置が変わってしまった」など、トラブルに繋がる可能性があります。
しっかりと医師の指示に従って、ブラジャーをつけるタイミングを見極めるようにしましょう。
痛みが生じる
豊胸手術後にブラジャーを避ける理由には、痛みが生じるからという理由が考えられます。
ワイヤー入りのブラジャーでバストを圧迫してしまうと、痛みが生じてしまいます。
例えば、脂肪注入豊胸の場合、脂肪を注入した部分にプレッシャーを与えてしまうと、痛みが生じることがあるので注意が必要です。
このように痛みを避けるためにも、ノンワイヤーのブラジャーを用意したり、サイズの大きめのブラジャーを用意したりする必要があります。
豊胸した後に気をつけるべきこと
豊胸した後の不安定なバストはどのように扱えばいいのでしょうか?
ここでは、豊胸した後に気をつけるべきことを紹介します。
下着を着用していい期間を聞く
豊胸手術を行ったクリニックの担当医に、下着を着用していいタイミングを確認しておくようにしましょう。
カウンセリング時や手術後などに担当医から説明があると思いますが、ここの部分を明確にすることが大切です。
同時に、スポーツブラジャーやワイヤー入りブラジャーなど、つけていいブラジャーの種類も確認しておくとよいでしょう。
また、ブラジャーをつけ始めて、何かしらの異変があったら、すぐに医療機関で診てもらうようにしてください。
サイズにあった下着を用意する
豊胸後のバストの大きさにあわせて、サイズにあった下着を用意しましょう。
豊胸後はバストの大きさが安定しにくい時期です。
予定しているバストよりも少し大きめのサイズになるなど、バストのサイズが変わることがあります。
しかし、ゆったりめのサイズのブラジャーでないと、バストに負荷が加わってしまう可能性があるので、適切なブラジャーを用意するようにしましょう。
喫煙や飲酒を避ける
豊胸手術後に喫煙や飲酒を避けるようにしてください。
喫煙や飲酒をすることで、バストが安定しにくくなります。
喫煙すると免疫力が低下し、傷口が治るスピードが低下してしまいます。
手術の痛みが長く続くことがあるので、注意が必要です。
また、アルコールを摂取してしまうと、血行がよくなるので、手術した部分の炎症が悪化する可能性があります。
そのため、傷口が落ち着くまで飲酒を避けるようにしてください。
うつぶせ寝を避ける
手術当日や数日間は、うつぶせ寝を避ける方がベターでしょう。
バストが安定していないため、圧力を加えないようにするためです。
シリコンバック挿入豊胸の場合、大きいサイズのシリコンバックを入れていると、うつぶせ寝をすることで破損のリスクを高めます。
うつぶせ寝を避けるべきかはバストの状態や、豊胸手術の種類によっても異なるので、医師に相談するようにしてください。
定期検診をする
豊胸手術を行った方は、定期的に医療機関で検診を受けるようにしましょう。
胸に何かしらの変化がないか確認することは、リスクを回避するためにも重要です。
また、「豊胸をすると乳がん検査が受けられないの?」と疑問をお持ちの方も多く存在しますが、豊胸手術の種類や、乳がん検査の方法によって、検診を受けられます。
定期的に検診をして、バストに異変がないか確認することが大切です。
まとめ
今回の記事では、豊胸手術を検討している方に向けて、豊胸した後に気をつけるべきことを紹介しました。
豊胸した後のバストは不安定な状態になっているため、ブラジャーを身につけるべきか担当医と相談する必要があります。
また、豊胸手術の種類によっても、ブラジャーをつけられるタイミングが異なるので、しっかりと指示を受けるようにしてください。
圧が加わりやすいワイヤー入りのブラジャーをつけてしまうと、痛みが生じたり、形が崩れたりする可能性があります。
ブラジャーだけでなく、うつぶせ寝を避ける、喫煙や飲酒を避けるなど、日常生活で注意すべきポイントがいくつか存在しますので、担当医に注意点を確認するようにしましょう。