COLUMN コラム
離れ乳の改善方法とは?トレーニングや年齢別アプローチを解説!
2025.09.30
- 豊胸
「離れ乳を改善したい」
「離れ乳にブラジャー・ストレッチは良いの?」
離れ乳について、このようなお悩み、疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、離れ乳の特徴、離れ乳の原因、離れ乳改善のトレーニングやストレッチ、ブラジャーの選び方、年代別の離れ乳対策について解説します。
また、ホームケアで改善が難しいお悩みに対応する豊胸術についても紹介します。
離れ乳の改善方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
離れ乳とは?
離れ乳とはどのような状態なのか、離れ乳だとどのような困りごとが出てくるのかを説明します。
離れ乳の特徴
離れ乳とは、バストとバストの間隔が開いていることを指します。
バストの位置は人それぞれ異なりますが、加齢や体重の増減などにより元の位置より離れてしまうこともあります。
バストの配置は、鎖骨の間と、左右のバストトップの3点を結んだとき、正三角形になることが理想的とされています。
離れ乳は、この理想のバランスよりも、バストが外側にあり、鎖骨の間とバストトップを線で結ぶと横長の三角形になります。
また、離れ乳の方はバストトップの位置も下がっていることが多く、脇にバストの肉が流れてしまっていることもあります。
また、バストの大きさはそれなりに(Dカップ以上)あるのに、バストの谷間ができない人は、離れ乳の可能性があります。
このため、離れ乳の方は、実際のバストサイズよりも胸が小さく見えることがあります。
離れ乳のデメリット
離れ乳のデメリットには、以下のようなものがあります。
まず、両方の胸が離れているため、胸の谷間ができないことです。
そして、デコルテや胸の上側にハリが出ず、バストが綺麗に見えないことに悩む方は多いようです。
このため、首元の開いた服を着たときに胸元が貧相になってしまうと感じる方もいます。
また、離れ乳になっていると、計測サイズに合ったブラジャーをしていても、胸の配置が外側になってしまうため、ブラジャーのカップの外側にバストがはみ出してしまいやすくなります。
ブラジャーにバストがうまく収納できない状態だと、太って見えたり、若々しさに欠けたりする印象を与えてしまうことがあります。
このように、離れ乳の場合、バストのボリュームが実際よりも少なく、胸元がさみしく見えてしまう傾向があります。
離れ乳の原因
離れ乳が起こりやすい主要な原因について、解説します。
バストの下垂や脇流れ
離れ乳の原因としてまずあげられるのが、バストの下垂や脇流れです。
加齢や体重の増減などにより、バストの脂肪が柔らかくなり、流動性が高くなります。
この結果、重力に従ってバストが下垂します。
また、夜に寝る時に重力がかかると、バストは脇方向に流れます。
重力がかかって下垂や脇流れしたバストの脂肪は、だんだん元に戻らず定着してしまいます。
バストはバストの下にある筋肉や靭帯により支えられていますが、重力による下垂や脇流れに、筋肉や靭帯が支える力が勝てなくなっていきます。
この結果、大胸筋やクーパー靭帯がバストを持ち上げたり、外側に流れるのを防いだりする力が働かなくなってきます。
このようにして、離れ乳が起きてしまうのです。
骨格
骨格も、離れ乳が起こる要因です。
バスト周りの骨格は、上半身の厚みが少なく胴が平らな形状である平胴と、上半身に厚みがあり胴が丸い断面になる丸胴に大別されます。
丸胴の方は、離れ乳になりやすいと言われています。
平胴の方は、平らな土台にバストが配置され、バストが前を向きやすい傾向にあるのに対し、丸胴の方は、丸い土台の上に斜めにバストが配置されるため、バストトップが外側を向きやすいためです。
バストの土台となる骨格は、遺伝的な要素が大きいです。
離れ乳改善のトレーニングやストレッチを紹介
離れ乳の改善のためのトレーニングやストレッチを紹介します。
トレーニング
離れ乳改善のトレーニングとして、大胸筋を鍛える腕立て伏せを紹介します。
バストを支える土台となる大胸筋を鍛えることで、バストを中心にキープすることをサポートします。
腕立て伏せは、肩幅くらいのところに手をつき、膝をついて膝から上半身までを真っ直ぐに保ちます。
それから肘をゆっくり曲げて、上半身が床に近づくようにし、無理のないところで止めます。
それからゆっくり肘を伸ばして元の体制に戻ります。これを10回繰り返します。
ストレッチ
離れ乳には、大胸筋など上半身の筋肉をほぐすこともおすすめです。
肩回しをすることで、凝り固まった大胸筋などの筋肉をほぐし、外を向いたバストにアプローチします。
手の指先を肩に当てたまま、肘が円を描くようにゆっくり前方向に15回まわします。終わったら逆方向にゆっくり15回まわします。
また、腕を後ろに回して、手を後ろで組んで、胸を伸ばすようにする動作も、胸の前側のストレッチになります。
離れ乳対策のブラ選びは?ナイトブラは有効?
離れ乳でお悩みの方にとって、ブラジャー選びは気になるところです。
ブラジャーは、下垂した胸を物理的に持ち上げて固定します。
ブラジャーは、重力によって胸が下垂することを支える役割を果たします。
また、日中だけでなく、夜は横になって寝ると、バストが脇に流れやすくなります。
ナイトブラをすることで、この就寝時のバストが脇流れするのを元の位置に維持するサポートをすることができます。
ブラジャーを選ぶときには、バストサイズがあっていることが大切です。
離れ乳の方がブラジャーを選ぶときには、特にバストのホールド力が高いことを重視すると良いでしょう。
カップが小さすぎると、バストがカップから出て脇流れが進んでしまう恐れがあり、カップが大きすぎると、カップの中でバストが動いて下垂しやすくなる恐れがあります。
10代・20代・30代|年齢別の離れ乳改善法
10代、20代、30代でバストの状態は異なります。
ここでは、年代別の離れ乳の改善法を紹介します。
10代の離れ乳改善法
10代は、まだ乳腺が発達途上で、これからバストが大きくなる余地が大いにあります。
10代の離れ乳改善法としては、自然なバストの成長を妨げることを避けることが重要です。
また、バストの成長に必要な栄養は欠かさず取るようにしましょう。
タンパク質、良質な脂質、ビタミンC・Eなどが欠けないようにすると良いでしょう。
また、無理なダイエットは、栄養の偏りによりバストの発育に影響を及ぼしたり、バストにボリュームを持たせる脂肪の不足に繋がったりします。
このため、バランスよく食事をとりましょう。
20代の離れ乳改善法
バストの成長は、20代前半から中盤くらいで止まると言われています。
バストの張りは20代でピークとなり、加齢とともにボリュームを失ったり下垂したりする傾向にあります。
10代と同様にバランスの取れた食生活に気をつけるとともに、加齢に備えてバストケアをする必要があります。
バストサイズに合ったブラジャーをすること、バストの血行を悪くする締め付けを避けることなどに注意しましょう。
30代の離れ乳改善法
30代は、ライフスタイルや身体の変化により、バストに変化が出る時期です。
20代・30代の時期に妊娠・出産を経て、産後バストの下垂やボリュームダウンに悩む方は少なくありません。
変化に合わせてブラジャーを変えること、体重が急激に変わらないようにすることなどに注意しましょう。
また、30代後半以降は女性ホルモンの量が徐々に下がってくる時期です。
このため、ホルモンの安定に気をつけましょう。
離れ乳の悩みに豊胸術はおすすめ?
離れ乳は、バストの下垂・脇流れや骨格が原因となって起こります。
ここまで、離れ乳のセルフケアとして、トレーニングやストレッチ、ブラジャー選びなどを紹介しました。
しかし、トレーニングやストレッチで離れ乳が改善するという医学的根拠はなく、これ以上離れ乳を進ませない対策程度にとどまる可能性が高いです。
バストのシルエットが変わるほどの改善を望む場合は、豊胸術がおすすめです。
豊胸術は、バストにボリュームを出してバストの谷間をはっきりさせることが期待できます。
また、バストの形を整えたいという希望も満たしやすい方法です。
脂肪再生豊胸なら離れ乳を自然にボリュームアップ
豊胸術には、シリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸などがあります。
ヒアルロン酸豊胸、脂肪注入豊胸には、数ヵ月後まで効果が続かなくなる場合があるなど定着性に課題があると言われています。
シリコンバッグ豊胸は、広く用いられている豊胸術ですが、人工物挿入によりバストが重くなるため、長期的には胸の下垂を招いて離れ乳が出てきてしまう恐れがあります。
脂肪再生豊胸は、線維芽細胞成長因子を自己血漿と脂肪乳剤とともにバストに注入し豊胸を図る方法です。
自分のバストの脂肪の成長を促すことでバストアップするため、自然な仕上がりになり、バストのシルエットのバランスもとりやすくなるメリットがあります。
このため、離れ乳の方にも脂肪再生豊胸はおすすめです。
まとめ
本記事では、離れ乳の悩み、離れ乳の原因、離れ乳対策トレーニング・ストレッチ、ブラジャーの選び方、年代別の離れ乳改善法について紹介しました。
離れ乳は、バストを支える筋肉や靭帯が衰えることによるバストの下垂や脇流れが原因の一つです。
自力での改善には限界があるため、大幅にシルエットを変えたい方は豊胸術がおすすめです。
クリニックビューティー恵比寿・銀座では自然な仕上がりでハリのあるバストをデザインする脂肪再生豊胸を行っています。
離れ乳でお悩みの方はぜひクリニックビューティー恵比寿・銀座にご相談ください。