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COLUMNコラム

豊胸には寿命がある?豊胸が劣化する事例と防止策があるのか解説

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豊胸手術によって理想のバストを手に入れても、残念ながらその状態をずっと維持することは難しいことが多いです。

豊胸手術の技術は年々進歩し続けているものの、基本的に全ての豊胸手術には寿命があり、手術後の状態を何十年も保つことはできないのです。

この記事では、豊胸手術の劣化によって何が起こるのかだけでなく、少しでも美しいバストを長持ちさせる方法について説明します。

また、最新の豊胸術であれば、寿命を気にする必要がないため、最新の豊胸術についても紹介していきます。

豊胸手術別の寿命と対応について

豊胸手術で手に入れたバストが劣化するまでの期間や劣化の原因は、選択した豊胸手術の方法によって変わります。

ここでは、豊胸手術の種類ごとに、その劣化の原因や寿命を説明しましょう。

これから豊胸手術を受けるのであれば、それぞれの寿命を考えて豊胸手術の方法を選択すると良いです。

シリコンバッグ豊胸の寿命

シリコンバッグ豊胸は、自分で選択したサイズ・形状・触り心地のシリコンバッグを胸に挿入して、バストアップする方法です。

その他の豊胸手術に比べて、2カップ以上の大幅なサイズアップが可能であり、特に胸のサイズにこだわりたい方から人気を集めています。

シリコンバッグ豊胸の寿命は、シリコンバッグの劣化に左右されることが多いです。

シリコンバッグ自体の平均寿命が10年程度であり、寿命が過ぎたシリコンバッグは硬くなる・破損しやすくなってしまいます。

劣化したシリコンバッグを体内に入れたままにすると、感染症を引き起こす恐れがあるのです。

また、胸以外は加齢の影響を受けるのに対して、豊胸した胸だけはハリとボリュームがある状態が保たれるため、違和感がある方もいます。

25歳で手術を受けていたら、35歳になっても、25歳のときの胸の見た目のままになります。

そのため、シリコンバッグの寿命と同時に、別のタイプのシリコンバッグを入れる・他の豊胸手術を選ぶなどの方法で、年齢に合わせたメンテナンスが必要です。

ちなみに、まだ活用事例が少ないものの、最新のシリコンバッグは耐用年数が長くなっているため、今後シリコンバック豊胸自体の寿命が長くなる可能性も期待できるでしょう。

ヒアルロン酸注入豊胸の寿命

非架橋のヒアルロン酸注入豊胸では、ヒアルロン酸を乳腺の下に注入してバストをサイズアップします。

ヒアルロン酸は一度に大量に注入することができないため、元から1カップ程度のサイズアップに適しています。

また、ダウンタイムや手術時間が短いことから「プチ豊胸」と呼ばれることもあります。

ヒアルロン酸は劣化せずに時間をかけて体に吸収されていき、半年から2年の間に元の胸のサイズに戻ります。

胸のサイズは少しずつ小さくなっていくので、早い方だと術後数ヶ月から胸が元のサイズに戻っていくような感覚を覚える場合もあるでしょう。

最近は体に吸収されにくいヒアルロン酸を使って、持ちを長くする手術を提案している病院も存在しますが、その分ヒアルロン酸の粒が硬くなり、触り心地に悪い影響を与えることがあります。

もちろん、ヒアルロン酸豊胸後の経年劣化で胸が元通りのサイズに戻ってしまったら、再度ヒアルロン酸豊胸や他の豊胸手術を受けられます。

脂肪注入豊胸の寿命

脂肪注入豊胸では、比較的脂肪の多い腹部や太ももなどから脂肪を吸引し、老廃物などを取り除いた上で胸に注入します。

バストアップとシェイプアップが同時に行える唯一の豊胸方法だと言えますが、脂肪注入豊胸もヒアルロン酸豊胸と同じように、大きくできる胸のサイズに限りがあります。

このまま脂肪が全て定着すれば良いのですが、加工方法・手術の技術によってその定着率が変わります。

25%程度の脂肪は胸に定着し、体の他の部分の脂肪と同じ扱いになりますが、定着できなかった脂肪は体に吸収されてしまうのです。

そのため、数ヶ月で大幅にバストがサイズダウンしてしまったという事例があるのも事実です。

脂肪注入豊胸を複数回受けて、再度脂肪の定着を試みることもできます。

また、シリコン豊胸の後に脂肪注入豊胸をすると、生着率が落ちてしまうので注意が必要です。

豊胸は寿命を過ぎると危険?メンテナンスを怠った場合

アメリカの政府機関FDAでは、シリコンバッグの寿命を約10年と設定していますが、11年以内にはどちらか片方のシリコンバッグは破損するとも言われているため、シリコンバッグ豊胸においては、寿命を迎えた際に対処しておくことが重要です。

シリコンバッグ豊胸では、除去や入れ替えが必須になりますが、それを行わない場合には、以下のリスクが考えられます。

✓ 胸が硬くなってしまう(石灰化)

✓ 胸が冷たくなってしまう

✓ 胸が変形してしまう

✓ 胸に左右差が生まれている

特にシリコンバッグ豊胸では、寿命を無視することができませんので、注意が必要です。

また、特定のシリコンを入れると悪性リンパ腫になってしまう可能性もあります。

豊胸手術の寿命を縮めないためにできること

豊胸手術で手に入れた理想のバストを劣化させないことは、困難だということをお伝えしましたが、少しでもその寿命を伸ばすためにできることはあります。

ここからは、豊胸手術後にその効果を長続きさせるためのポイントをお伝えしましょう。

もちろん個人差があるため絶対ではありません。

定期検診をする

豊胸手術の種類によって変わりますが、手術後数日・数週間は病院でバストの状態の確認があります。

特に、シリコンバッグ豊胸の場合は定期的に検診をしていかないと硬くなってしまいます。

術後の経過に問題が起こっていないかをプロの目線で見てもらい、自宅でできるケア方法も教わりましょう。

もし違和感や痛みなどがあるのなら、必ず相談するようにします。

また、ダウンタイム後にも定期検診が用意されている病院であれば、長期的にアフターケアを任せられるため、安心して過ごせます。

手術後の指示をしっかり守る

どのような豊胸手術にも手術後の注意事項が用意されており、手術前後に病院から患者へ必ず口頭や書面で伝えられるようになっています。

入浴や飲酒はいつから可能か・下着や生活の注意点などがその例です。

また、服用薬や塗り薬が処方された場合には、指定された指示通りにしましょう。

シリコンバッグ豊胸後は胸を圧迫しない

シリコンバッグは、強い刺激や圧迫によって破裂する恐れがあるものです。

もちろん近年のシリコンバッグは進化していますが、それでもワイヤーの入ったブラジャー・サイズのきついブラジャー・圧迫感のある衣類の着用は避け、シリコンバッグが締め付けられることを避けなくてはいけません。

特に手術後の1〜3ヶ月間はシリコンバッグが変形しやすい時期なので注意しましょう。

ヒアルロン酸豊胸後はラジオ波などの利用を避ける・規則正しい生活を送る

エステで使われる機器には、豊胸手術後に受けるべきではない効果を持っているものもあります。

例えば、ラジオ波などの血行促進・新陳代謝を高める効果があるものを豊胸手術後の胸に当てると、ヒアルロン酸の体内への吸収を促進してしまうのです。

自宅で使用できるようなものでも同様も問題が発生する恐れがあるため、可能な限り利用は避けましょう。

また、ヒアルロン酸は本来人間の体内で生成されるものですが、生活習慣の乱れやストレスによってその生成が滞り、ヒアルロン酸豊胸にて注入されたヒアルロン酸が多く吸収されてしまうことがあります。

ヒアルロン酸豊胸後は、規則正しい生活が送れるようにすると良いです。

脂肪注入豊胸後のマッサージ・ダイエットは控える

脂肪注入手術後にバストマッサージをすることで、胸に注入した脂肪の定着率が下がってしまう場合があります。

ごくまれにですが、マッサージによって脂肪が塊になると、しこりにつながる恐れもあるのです。

また、脂肪注入後は脂肪を生存させるために一定のエネルギーが必要です。

脂肪注入後3ヶ月間程度はマッサージ・ダイエットを控える方が無難です。

豊胸を劣化させないために

豊胸手術で手に入れた理想のバストが、そのまま何十年も保たれることは難しく、希望通りのバストを維持するためには、再度豊胸手術を受けるなどのメンテナンスが必要になります。

しかし、この記事で紹介したように、正しいアフターケア・豊胸手術の効果を長引かせる日常生活を習慣化させることで、バストが劣化してしまうまでの期間を引きのばせることも可能であるため、知っておくことは重要です。

せっかく手に入れた理想のバストは、一日でも長く美しい状態で保てると良いでしょう。

また、脂肪再生豊胸に関しては、寿命はないため、時間がたっても美しいバストを保ちたい方は、脂肪再生豊胸がおすすめです。

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