大きな手術なし?切らない豊胸手術のメリットと注意点!
豊胸手術をしたいと考えていても「手術が怖い・傷跡を体に残したくないからできない」と豊胸手術を受けること自体を諦めてしまう女性もいます。
しかし実際には豊胸手術にはいくつもの種類が用意されており、メスを使わずに体への負担を最小限に抑えられるものも存在しているのです。
この記事では、切らない豊胸手術にはどのような種類があるのかを紹介しましょう。
手術のない豊胸手術であれば、手術に対して恐怖感を持っている女性でも、安心して理想のバストが手に入れられるでしょう。
豊胸手術には体に傷跡が残るものもある
冒頭でもお伝えしたように豊胸手術には複数の種類が存在し、その中でメスを使って手術を行う豊胸手術にはシリコンバッグ豊胸があります。
シリコンバッグ豊胸では、シリコンを物理的に胸に挿入する必要があるため、体を切る必要があるのです。
その結果、豊胸手術による傷跡が体に残ってしまいます。
多くの場合は、傷跡が目立たない脇の下にメスが入りますが、それでも傷跡はついてしまうでしょう。
また、シリコンバッグの寿命が来た時には、シリコンバッグの除去・再挿入という手術を行わなくてはいけません。
つまり、何度も体にメスを入れることになるのです。
手術なしの豊胸手術には何がある?
次に、切らない豊胸手術の種類について説明しましょう。
切らない豊胸手術ではメスではなく、注射器が活用されています。
ヒアルロン酸豊胸
ヒアルロン酸豊胸では、専用のヒアルロン酸を胸に注入してバストアップを行います。
メスは使用されず注射のみの施術となり、必要な時間も15分〜30分程度に収まります。
気軽に活用できる豊胸手術である反面、ヒアルロン酸は徐々に体に吸収されていくため、効果の持続期間は1年〜2年程度だと言われていますが、体感としては3ヶ月程度のことも多いです。
短期的に胸を大きくしたい方には最適な豊胸手術でしょう。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸は自分の体の脂肪を吸引・採取した脂肪の加工・加工した脂肪を胸に注入します。
バストアップとシェイプアップが同時に行える豊胸手術として、多くの女性に人気を集めています。
しかし、メスも使用しないものの、施術箇所が2箇所に及ぶことから処置には2〜3時間かかるでしょう。
また、注入した脂肪が体にどの程度定着するかを示す「生着率」は、病院によって変わりますが、一般的には25%程度のことが多いです生着した脂肪が少ない場合は注入した脂肪が体に吸収または排出され、期待通りのバストアップができない恐れもあります。
脂肪再生豊胸
脂肪再生豊胸は、脂肪再生豊胸溶液を胸に注入して自分の脂肪を活性化させ、胸を育てていく豊胸手術です。
施術は脂肪再生豊胸溶液の注入のみなので、局所麻酔も必要なく10分程度で完了します。
施術時間の短さ・痛みの少なさを考えると、切らない豊胸手術の中でも、特に気軽に取り組めるものだと言えるでしょう。
増やされる脂肪は体の他の部分の脂肪と変わりないため、触り心地・見た目も自然な仕上がりになります。
また、自分の理想のサイズに合わせて経過を見ながら追加摂取を行うため、希望通りのサイズのバストが手に入るでしょう。
切らない豊胸手術のメリット
切らない豊胸手術には、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここからは切らない豊胸手術のメリットを紹介します。
患者の体への負担が少ない
手術のない豊胸手術は体にメスを入れないことから患者の体への負担を最小限に抑えられます。
局所麻酔も使用されないことが多いため、施術直後も通常の生活が送れるでしょう。
施術時間が短い
脂肪注入豊胸は別として、切らない豊胸手術はメスを使用する豊胸手術よりも施術時間が短いです。
会社を休む必要もなく、自分のスケジュールに合わせて豊胸手術が行えるでしょう。
恐怖感が少ない
麻酔が効いても、誰もが自分の体にメスを入れることに恐怖感を感じるものです。
切らない豊胸手術では、そのような恐怖感を感じずに気軽にバストアップができます。
術後の痛みが少ない
メスを使用した豊胸手術では、手術後数日の間は手術箇所に痛みを感じる方が多いです。
事務作業は行えるものの、体を使う仕事を行っている方はお休みを取らなくてはいけないこともあります。
そのため、体を動かす職業の方・スポーツを趣味としている方にとってはいつも通りの生活が一定期間送れなくなる可能性が高いと言えるでしょう。
術後のトラブルによって手術をする可能性もある
傷跡が残ってしまう豊胸手術はシリコンバッグ豊胸であることをお伝えしましたが、ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸は、術後のトラブルによって再手術が必要になる可能性があります。
もちろん次のようなトラブルは稀なケースではありますが、その点も事前に理解しておきましょう。
ヒアルロン酸豊胸のトラブル例
ヒアルロン酸豊胸では、ヒアルロン酸を繰り返し注入する・ヒアルロン酸への拒否反応が起こるなどの原因によって、胸にしこりができてしまうことがあります。
そのしこりが炎症を起こして瘢痕化すると、胸を切開して取り除く必要が出てくるのです。
脂肪注入豊胸のトラブル例
脂肪注入豊胸では、手術方法の問題や採取した脂肪の加工方法問題などを原因として、しこりができてしまうことがあります。
放置したしこりが石灰化してはっきりとした硬さになってしまうと、胸を切開してしこりの除去をしなくてはいけなくなります。
また、脂肪注入豊胸でもヒアルロン酸豊胸と同じように、しこりの瘢痕化が起こる可能性もあります。
豊胸手術のリスクを防ぐ方法知りたい方は「豊胸の失敗事例とリスクまとめ!失敗を防ぐためにできることはある?」
手術なしでできる豊胸手術は脂肪再生豊胸!
切らない豊胸手術を3つ紹介しましたが、脂肪再生豊胸以外の切らない豊胸手術には、術後のトラブルで手術が必要となる可能性があることをお伝えしました。
切らない豊胸手術を選んでも、後々メスを使った手術が必要になるのでは意味がありません。
トラブル発生後の手術では、精神的なダメージも更に大きくなってしまうでしょう。
このようなことから、手術なしでできる豊胸手術の中でも、特に安心できるものは脂肪再生豊胸だと言えます。
脂肪再生豊胸では施術を理由としたしこりの発生は認められていないため、術後のトラブルの心配です。
体に傷跡は残さずに胸を大きくしたいと考えているのなら、脂肪再生豊胸を利用すると良いでしょう。
まとめ
メスを使った豊胸手術は体への負担も大きく、体に傷跡も残ってしまいます。
豊胸手術によって理想のバストが手に入っても、傷跡が気になって薄着になれないのでは十分な効果が得られたとは言えないでしょう。
切らない豊胸手術は恐怖を感じることなく気軽に行える豊胸手術です。
この記事を参考に、メスを使わずに行われる豊胸手術を選ぶようにしましょう。