下垂した胸はブラジャーで改善する?胸の位置を高くする方法を紹介
「下垂したバストにブラジャーは効果的?」
「胸の位置を高くするブラジャーはある?」
と疑問をお持ちの方はいませんか。
バストが下垂してしまうと、老けた印象を与えてしまいます。
しかし、うつ伏せ寝や合わないブラジャーなど、普段の習慣がバストの下垂を助長しているかもしれません。
今回の記事では、胸が下垂してしまう原因や垂れた胸におすすめのブラジャー、下垂した胸を根本的に改善する方法について解説します。
胸が下垂してしまう原因
胸が下垂してしまうのはどうしてでしょうか?
ここでは、胸が下垂する原因について紹介します。
クーパー靭帯の伸び
クーパー靭帯とは、コラーゲンを主成分とした、バストを支える結合組織のことです。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、バストを支える力が弱くなり、バストが垂れやすくなります。
クーパー靭帯が損傷する主な原因は、以下の通りです。
- 間違った下着の着用方法
- 激しい運動
- 強い力によるマッサージ
- うつ伏せ寝
クーパー靭帯は一度ダメージが加わると、修復することはないため注意が必要です。
うつ伏せ寝
うつ伏せ寝は、胸が下垂する原因となり得ます。
先ほど紹介したようにクーパー靭帯が損傷するだけでなく、胸が圧迫されてバストが変形する恐れがあるためです。
加えて、バスト周りの血行が悪化することで、バストに栄養が届きにくくなり、悪影響を及ぼすと言われています。
うつ伏せ寝でスマホをいじっている、就寝時もうつ伏せ寝をしてしまうという方は、体勢に注意してください。
加齢
バストの下垂は加齢による変化のひとつです。
加齢によるバストの下垂は、以下のようにさまざまな要因が関わっています。
- 女性ホルモンの分泌量が減少する
- バストを支える大胸筋の筋肉量が減少する
- 生活習慣が変化する
- クーパー靭帯が衰退する
- 乳腺が少なくなる
バストの大きさに深く関係している乳腺については、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
合わないブラジャー
合わないブラジャーを身につけていると、バストが下垂する可能性が高まります。
サイズが異なるブラジャーによって胸が圧迫されると、胸の位置がずれてしまうためです。
また、ワイヤーレスのブラジャーだと激しい運動や重力によるバストの下垂を防ぐことができません。
ブラジャーを選ぶ際は、サイズのほかに形やワイヤーの有無に着目して、自分にあったブラジャーを選びましょう。
他にもさまざまな要因でバストが下垂すると言われています。
胸が垂れる詳しい原因については、以下の記事を参考にしてください。
下垂した胸はブラジャーで改善できる?
ブラジャーを身につけることで、バストを正常な位置に戻したり、綺麗に見せたりすることは可能です。
しかし、ブラジャーを外すと元の位置に戻ってしまうため、根本的な解決にはなりません。
ブラジャーによる効果は一時的なものであるため、バストの位置を元に戻したい方は、他の方法を検討する必要があります。
ブラジャーによる改善は見られないものの、自分のバストに合わない下着を身につけていると、バストの下垂が加速してしまいます。
そのため、適切な下着を選ぶことは依然として重要と言えるでしょう。
【年代別】垂れた胸におすすめのブラジャー
年代によってバストに関する悩みは変わってきます。
20代〜30代はバストの大きな変化を感じづらく、上胸がボリュームダウンする程度の変化を実感する方が多いようです。
一方、40代以降はバストに大きな変化が見られるようになります。
以下で、垂れた胸におすすめのブラジャーを年代別に確認していきましょう。
40代
40代になると「今までのブラジャーが合わない」と感じる人が増加します。
理由は以下の通りです。
- デコルテのボリュームダウンが目立つ
- バストの下部がたわむ
- 乳頭が下向きになる
- 人の目が気にならなくなる
上記のように、40代はバストの変化を大きく感じる年代であるため、「フィット感」や「安定感」を重視してブラジャーを選ぶと良いでしょう。
50代
50代に突入すると、以下の変化を感じる人が多く見られるようになります。
- バストの下部がさらにたわむ
- 乳頭がより下向きになる
- バストが外に流れるようになる
- 背中の段差が目立つ
40代と比較するとバストの変化が顕著に現れるため、「つけ心地」を重視する50代の方が多いです。
例えば、隙間ができにくいブラジャーや、しめつけ感を感じにくいブラジャーなどを選ぶと良いでしょう。
60代
60代になると、バストのみならず、身体のさまざまな変化を実感するようになります。
- 筋力が落ちやすい
- お腹周りや背中の脂肪が目立つ
- バストが柔らかくなりやすい
- バストのボリュームが落ちる
このような変化を感じている方は、「カバー力」でブラジャーを選ぶと良いでしょう。
例えば、肩ひものストラップ部分が太いブラジャーや、フルカップのブラジャーがおすすめです。
ワイヤー入りだと痛くなるという場合は、ノンワイヤーブラジャーが向いているでしょう。
下垂した胸を根本的に改善する方法
それでは、下垂したバストを根本的に改善するためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、下垂した胸の改善方法とその効果について解説します。
大胸筋のトレーニング
大胸筋とは、胸の前面に付いている筋肉のことです。
大胸筋はバスト全体を支える役割を担います。
加齢により筋力が損なわれると、バストが下垂しやすくなるため、トレーニングはバストの位置を保つために効果があると言われることがあります。
しかし、大胸筋のトレーニングによる効果には、医学的な根拠はありません。
トレーニングによって脂肪が減ってしまうと、バストがボリュームダウンしてしまう可能性もあるため注意が必要です。
バストマッサージ
バストマッサージは、下垂したバストの改善に効果的と言われることがあります。
バストの血行が促進されることで、バストに必要な栄養が行き渡るようになるといった内容です。
しかし、バストマッサージによってバストの下垂が改善されるという情報には、医学的な根拠がありません。
さらに、正しい知識がない状態でマッサージをしてしまうと、クーパー靭帯が傷ついてしまい、バストの下垂が悪化してしまう恐れがあります。
バストとマッサージの関係については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:胸を大きくするにはリンパマッサージが効果的?押すと痛いのは危ないの?
豊胸術
下垂したバストを確実に改善したい方には「豊胸術」がおすすめです。
豊胸術はバストの大きさのみならず、形状を整えるために用いられることがあります。
例えば、脂肪注入豊胸でボリュームが減った箇所に脂肪を注入することで、バスト全体の形が整いやすくなります。
しかし、脂肪注入豊胸は太ももやお腹周りなどから脂肪を吸引する必要があり、身体へのダメージが大きくなりやすいです。
加えて、半年にかけてバストは元に戻っていくため、定着率が高いとは言えません。
豊胸術を受ける場合は、各術式のメリットとデメリットを理解して、最適な豊胸術を選ぶことが重要です。
おすすめの脂肪再生豊胸
特におすすめしたい豊胸術は、「脂肪再生豊胸」です。
脂肪再生豊胸では、脂肪再生豊胸溶液をバストの脂肪組織に注入し、自己再生能力を活性化させることで「バストグロウ(育乳)」を実現します。
注射器による施術でメスを使用しないため、身体への負担を最小限に抑えられます。
また、しこりや発がん性もなく、非常に安全性が高いです。
約20年以上前から、約5,000例以上の施術を行っていますが、感染症が報告されたケースは一度もありません。
まとめ
今回の記事では、下垂したバストでお悩みの方に向けて、バストが下垂する原因や年代別におすすめしたいブラジャー、バストの下垂を根本的に改善する方法を解説しました。
クーパー靭帯の伸びやうつ伏せ寝、合わないブラジャーなどによって、バストは下垂してしまいます。
しかし、ブラジャーを見直しただけでは、下垂したブラジャーを改善することはできません。
根本的な改善を目指したい方は豊胸術を検討しましょう。
クリニックビューティー恵比寿・銀座では、安全性の高さが評価されている「脂肪再生豊胸」を実施しています。
自分のバストを育てる施術であるため、見た目や触り心地が自然そのもののバストを目指せます。